内容説明
遊戯、オリンピック、植民地主義、階級、ジェンダー、国家、人種、メガイベント…なぜ人はスポーツを必要とするのか?われわれの日常生活に欠かせないスポーツの民族誌を、幅広い視座と社会科学の方法論を駆使して描き出し、スポーツを“知/思想”として深化させる。スポーツ学の到達点。
目次
序章
第1章 スポーツ、人類学、歴史
第2章 スポーツ、植民地主義、帝国主義
第3章 スポーツ、健康、環境
第4章 スポーツ、階級、人種、エスニシティ
第5章 スポーツ、セックス、ジェンダー、セクシュアリティ
第6章 スポーツ、文化パフォーマンス、メガイベント
第7章 スポーツ、ネーション、ナショナリズム
第8章 世界システムにおけるスポーツ
エピローグ 人類学にとってのスポーツ
著者等紹介
ベズニエ,ニコ[ベズニエ,ニコ] [Besnier,Niko]
アムステルダム大学教授。専攻は、文化人類学。American Ethnologist編集長(2016~19)
ブロウネル,スーザン[ブロウネル,スーザン] [Brownell,Susan]
ミズーリ大学セントルイス校教授。専攻は、人類学
カーター,トーマス・F.[カーター,トーマスF.] [Carter,Thomas F.]
ブライトン大学主任講師。専攻は、人類学
川島浩平[カワシマコウヘイ]
1961年、東京都に生まれる。ブラウン大学大学院歴史学研究科博士課程修了。博士(アメリカ都市史)。現在は、早稲田大学スポーツ科学学術院教授。専攻は、スポーツ史、アメリカ研究
石井昌幸[イシイマサユキ]
1963年、島根県に生まれる。京都大学人間・環境学研究科博士課程単位取得退学。現在は、早稲田大学スポーツ科学学術院教授。専攻は、スポーツ史、国際スポーツ文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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