黙って野たれ死ぬな (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907986469
  • Cコード C0036

出版社内容情報

1975年に沖縄で焼身決起した著者の遺稿集。寄せ場での闘いを駆け抜けた鮮烈な言葉が、資本の暴力に包囲された私たちを震撼させ…1975年6月、沖縄米軍嘉手納基地第2ゲート前で「皇太子訪沖阻止」を叫び、《流動的下層労働者》の解放を確信して、炎に身をつつんだ船本洲治。享年29。

山谷/釜ヶ崎の闘いを駆け抜けた鮮烈なことばが、資本の暴力に包囲されたわたしたちの現在を揺さぶり、震わせる。新発見の論考、エッセイ、写真などを収録した《決定版》。

書き下ろし解説=中山幸雄、原口剛

序 船本洲治、解放の思想と実践(原口剛)







自己のおかれた情況を武器にして、人民に奉仕しよう

 



? 山谷はくそつぼか?! 1968-1971



山谷解放闘争の総括と現局面

自己批判と闘いの開始の意味をこめて

全ての精神「異常」者ならびに「犯罪」者は、S闘争支援共闘会議に結集せよ!

『裸賊』より(詩9篇+第4号巻頭言+第6号編集後記)

  



? 自己の抑圧された情況そのものを武器に転化せよ! 1972-1973



山谷・釜ヶ崎を軸とする都市人民戦争を闘いぬこう!

釜ヶ崎労働者の闘いを見殺しにするな

持久戦を闘いぬく組織体制を確立するために

怨念と屈辱の生活の総体を熱いダイナマイトにかえて敵のドテッパラにぶちこめ!

七二年夏、おれたちは何を獲得したか? 七二年冬、何を守らねばならないか?

釜ヶ崎解放闘争の主要な課題



 

? 政治は人々を崇高にし醜悪にもする 1973



鹿島建設は戦前・戦中タコ部屋だった!

敵はある意図をもって釜ヶ崎を……

「朝鮮人・中国人は殺したってかまわない」

現闘委の任務を立派に遂行するために

暴動は下層労働者の自己表現

政治は人々を崇高にし醜悪にもする

『旅友』発刊に向けて

 

 

? 人民、ただ人民のみが歴史を動かす原動力である! 1974-1975



釜ヶ崎の闘う仲間たちへ

山谷解放委に反論する

人民、ただ人民のみが歴史を動かす原動力である!

魔女狩りに関する若干の考察

世界反革命勢力の後方を世界革命戦争の前線へ転化せよ

 

 解題

 

 

◎資料

山谷解放委員会 一九六八年十月綱領

船本洲治同志を追悼する(釜共闘・現闘委)

船本の屍に様をみて(岩田秀一)

F6・25の思想性(山岡強一)

 

船本洲治略年譜 1945-1975

 

解説 船本洲治とともに半世紀を生きて(中山幸雄)



 編集後記

船本洲治[フナモト シュウジ]
著・文・その他

内容説明

1975年6月、沖縄米軍嘉手納基地第2ゲート前で、「皇太子訪沖阻止」を叫び、“流動的下層労働者”の解放を確信して、炎に身をつつんだ船本洲治。享年29。山谷/釜ヶ崎の闘いを駆け抜けた鮮烈なことばが、資本の暴力に包囲されたわたしたちの現在を揺さぶり、震わせる。

目次

序 船本洲治、解放の思想と実践(原口剛)
自己のおかれた情況を武器にして、人民に奉仕しよう
1 山谷はくそつぼか?!1968‐1971
2 自己の抑圧された情況そのものを武器に転化せよ!1972‐1973
3 政治は人々を崇高にし醜悪にもする1973
4 人民、ただ人民のみが歴史を動かす原動力である!1974‐1975

著者等紹介

船本洲治[フナモトシュウジ]
1945年、満洲国に生まれ、広島で育ち、1975年、沖縄に焼身決起する。享年29。広島大学理学部物理学科を除籍後、東京の山谷や大阪の釜ヶ崎で寄せ場解放闘争に身を投じる。その生と死は、いまも多くの人びとに影響を与え続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ひつまぶし

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読むの大変だった。基本的な知識がないので、書いてあることと年表を手がかりにしながら、まずは概略を頭に入れたという感じ。わずか数年に凝縮されて1970年代の釜ヶ崎では重要な事が起こっていたようだ。船本が自分の立場をどのように想定したのか、また誰に読まれるのことを前提として書いたのかが読み解く補助線になりそう。書いた本人さえ暗中模索と勢いで書いていた部分があるはずで、その時の現在とこの今現在の二重のフィルターを読み解かねばならない。旧版にしか収録されていない座談会や資料の方も目を通さないといけないだろう。2024/02/13

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1945年に満洲で生まれ、山谷、釜ヶ崎などでの闘争を経て、1975年(29歳)に沖縄嘉手納基地第二ゲート前で焼身決起した船本洲治の遺稿集。 「人民の政治とは、誰かに服をつくってもらって、それを着る構造からではなく、民衆自身が自己の内発的意思、自立性によって、自分に一番ふさわしい服をつくり、自分でそれを着る構造からしか生まれない」 2019/11/24

0
大阪腐警との闘い。2025/02/11

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