出版社内容情報
「最後の文士」と呼ばれた青山光二の素顔を赤裸々に描く愛悼のメモワール。全書誌情報、詳細を究めた年譜、文学アルバムなど資料も…織田作之助や太宰治の友にして理解者であり、仁侠小説の名手。90 歳で川端康成文学賞を受賞した「最後の文士」、青山光二(1913-2008)。代筆や古書店との交渉など、30年におよぶ作家との交流を赤裸々に描く愛悼のメモワール。全書誌情報、詳細を究めた年譜、秘蔵写真を駆使した「文学アルバム」を収録。
青山光二 文学アルバム 1913?2008
第1部 回想の青山光二
一、青山光二先生との出会い
二、無頼文学研究会
三、著書の収集
四、平林たい子文学賞
五、色紙について
六、頼まれごと
七、わたしの出版記念会
八、署名本
九、耳鳴りと心臓発作
十、書卸しの苦労
十一、著作目録と年譜の作成
十二、想い出断片
十三、兵庫・神戸とわたし
十四、お別れ
第2部 書誌と年譜
一、刊行目録
二、年譜 附著作目録
あとがき
池内 規行[イケウチ ノリユキ]
1944年、満洲大連に生まれ、岡山、東京で育つ。1968年、慶應義塾大学経済学部卒業後、科研化学株式会社(現、科研製薬株式会社)入社。1991年、日本ビジネス開発株式会社入社。第三次『青い花』同人。『北方人』同人。
著書に、『評伝・山岸外史』(万有企画、1985年)、『人間 山岸外史』(前著の増補決定版、水声社、2012年)、共著に、『追悼 長篠康一郎――太宰治に捧げた生涯』(彩流社、2009年)などがある
内容説明
青春時代からの親友・織田作之助や太宰治との交流。そして、戦後は仁侠小説で一時代を築き、最愛の妻を描いた「吾妹子哀し」によって、90歳で川端康成文学賞を受賞した「最後の文士」=青山光二。代筆や古書店との交流など、長年にわたる生々しいエピソードを活写した、愛悼のメモワール。詳細を究めた年譜、全著作目録、秘蔵写真を駆使した文学アルバムを収録。
目次
青山光二 文学アルバム 1913‐2008
第1部 回想の青山光二(青山光二先生との出会い;無頼文学研究会;著書の収集;平林たい子文学賞;色紙について;頼まれごと;わたしの出版記念会;署名本;耳鳴りと心臓発作;書卸しの苦労;著作目録と年譜の作成;想い出断片;兵庫・神戸とわたし;お別れ)
第2部 書誌と年譜(刊行目録;年譜 附著作目録)
著者等紹介
池内規行[イケウチノリユキ]
1944年、満洲大連に生まれ、岡山、東京で育つ。1968年、慶應義塾大学経済学部卒業後、科研化学株式会社(現、科研製薬株式会社)入社。1991年、日本ビジネス開発株式会社入社。第三次『青い花』同人。『北方人』同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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