精神医療の現実―処方薬依存からの再生の物語

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精神医療の現実―処方薬依存からの再生の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907961022
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0036

出版社内容情報

処方薬依存という理不尽な現実の中、藁をもつかむ思いで連絡してきた当事者や家族。9のケースから処方薬依存からの再生の道を探る。

2010年に開設したブログ(「精神医療の真実 聞かせてください、あなたの体験」を通し、わらをもつかむ思いで連絡をしてきた当事者や家族。彼らとのメールのやりとりから、処方薬依存の実態が浮き彫りに。薬を減らすことに決めたものの、離脱症状に七転八倒する人。あまりの苦しさに再服薬を決意する人。長年続いた多剤大量処方のため減薬すらできない人。離脱症状を乗り越えて断薬に至る人……。これら9のケースに学び、処方薬依存からの再生の道を探る。

第一章 九年間の闘いからの脱出
 ケース1 千春さんの場合――夫からのメール
第二章 流行病としての双極性障害
 ケース2 マキさんの場合――うつ病治療一〇年
 ■コラム1 うつ病キャンペーンとセットで現れたSSRI現象の罪深さ
 ■コラム2 がっかりする抗うつ薬
 ■コラム3 病気じゃない人がいなくなる? DSMという診断基準
第三章 ベンゾ離脱症候群の罠
 ケース3 柳田さんの場合――服薬七年、アリ地獄からの脱出
 ■コラム4 ベンゾジアゼピン考
第四章 一気断薬はつらすぎる
 ケース4 諭史さんの場合――デパスの一気断薬による遷延性離脱症状
 ケース5 智子さんの場合――医師による一気断薬
 ■コラム5 やっぱり「電パチ」はあかん
第五章 難治性統合失調症という医原病
 ケース6 由美子さんの場合――「薬は何を飲みたいですか」
 ケース7 祐介さんの場合――母親からのメール
 ケース8 早苗さんの場合――父親からのメール
 ■コラム6 マーティン・ハロウの統合失調症の長期転帰に関する研究
第六章 再生の物語
 ケース9 山路さんの場合――数々の薬害を乗り越えて

【著者紹介】
嶋田 和子
1958年生まれ。早稲田大学卒業。1987年からフリーのライター。2010年6月にブログ「精神医療の真実 聞かせてください、あなたの体験」を立ち上げて体験談を募る。
主著:『私たちが、生きること』(ありのまま舎編、新潮社)、『大きな森の小さな「物語」――ハンセン病だった人たちとの十八年』(文芸社)、『ルポ精神医療につながれる子どもたち』(彩流社)。

内容説明

処方薬依存という理不尽で過酷な現実のなか、9のケースに学び、処方薬依存からの再生の道を探る。

目次

第1章 九年間の闘いからの脱出
第2章 流行病としての双極性障害
第3章 ベンゾ離脱症候群の罠
第4章 一気断薬はつらすぎる
第5章 難治性統合失調症という医原病
第6章 再生の物語

著者等紹介

嶋田和子[シマダカズコ]
1958年生まれ。早稲田大学卒業。1987年からフリーのライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tekesuta

2
仮に薬害だとして、多剤大量処方に加え、もともとの症状と副作用と離脱症状の酷似がこの問題を論じにくいものにしているかもしれない。こんな状態で因果関係を証明するのは至難のわざ。 2014/12/05

cochon_voyage

0
日本の医療はいろいろ問題が多い。精神医療だけじゃない。高齢者にこれほどの薬が果たして本当に必要か、と思うほど多量の投薬を、なんの疑問も感じずに毎回毎回繰り返す医師がいる。以前勤めていた診療所でも、明らかに薬の副作用と思われる原因で亡くなる人がいた。医者にかからなければ、もっと長生きしたんじゃないか…って。私自身もステロイドの副作用で人生の半分が狂ってしまった一人だ。2015/05/17

そら

0
★★★★☆2020/06/07

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