内容説明
船乗りめざした青年がおのれのペンを羅針盤にメディアの海へ漕ぎ出した!抱腹絶倒の“商船”時代を経て、向こうみずに飛び込んだ地方新聞社。理屈では解けない人間の実相を追い求めて、特ダネの修羅場から巷の揉めごと、はては“電脳”との戦いまで―時代の逆風を受けながら走り続けた40年の悲喜交交を綴った航海日誌。
目次
第1章 私の大航海時代(商船大学学生寮;練習船日乗;南洋珍道中 ほか)
第2章 特ダネ狂騒曲(南国・鹿児島へ;世紀の当て逃げ事件;走れイノクチ! ほか)
第3章 リメンバー・ニュースペーパー(“電脳時代”がやってきた!;KOBEの日々;介護タクシー奮戦記 ほか)
著者等紹介
井口幸久[イノクチユキヒサ]
1956年、福岡市生まれ。1980年東京商船大学(現・東京海洋大学)卒。同年、西日本新聞社入社。鹿児島総局、北九州支社、社会部、宮崎総局、文化部長、佐賀総局長等を歴任。2016年、退職の後は九州文化協会、福岡文化連盟事務局長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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