感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おいりー
2
アフガニスタンで現地の人々や、共に働く日本人ワーカーの姿を中村哲医師を中心に書かれた本。中村医師は近代化に伴う大量消費に否定的であり、西欧のボランティアの精神から離れて現地の人の生活に根差した用水路を建築する。日本の山田堰をベースにした石造りの堰らしい。これは中村医師の最も注目すべき仕事だろう。アフガニスタン紛争にも触れられて、米軍、日本人、現地の人々の姿は支配する人、欧米的合理性に基づいた支配に反感をもつ人、どこか飄々としている人という先日読んだアーロン収容所の構図に似ている。資本主義に対して現地の文化2023/05/24
ひなあられ
1
中村哲医師のもとでワーカーとして現地で活動した筆者視点での渾身の文章。中村医師はもちろんだが、筆者が関わった多くの人々についての記述も興味深い。何より、全体を通じて中村医師とのやりとりやその様子、また現地で共に過ごした日本人スタッフや現地スタッフの様子がいきいきと綴られている。政情不安の地域で特殊任務の中に身を置きながらもそれを日常として生きた人々の青春のような証が感じられる内容だ。筆者は中村医師を今も近くに感じ、大きな存在であることが作品を通じて感じられ、清々しい。2026/04/05
林芳
1
マンガも含めてとても分かりやすく書かれている。中村哲氏という巨人が語ったものでなく、その隣にいた人が語っていることで読む側と同じ目線で、それも良かった。改めて、1人の突出した人物がいてその周りに人が集まっていたことが分かる。2025/07/17
corriedale_
1
中村医師と前後のニュースを観たときに、イスラム国とやらに絶望したのを思い出した。援助団体でも殺害するってなんだよ…。まぁぼくは日本にいる一偽善者に過ぎないのだが。やっぱどこでも通じる万能の技術って料理だよなぁと思った。なるべく自分に近い必要なものを自分でコントロールできるって重要だよな。2024/03/22
guanben
1
20代後半までフラフラと「自分探し」をしていた筆者が一念発起して挑んだこととは。アフガニスタンの貧村での用水路建設ボランティア回想録。アフガンを取り巻く状況や今後についての深掘りがなく、ちょっと物足りないが、ボランティアの日常が紹介されていて、これはこれで興味深い。まがりなりにま過酷な環境に身をおき、6年間も活動したことには敬意を表したい。2023/11/30
-
- 電子書籍
- 大人のためのキッズアンガーマネジメント…




