内容説明
昔の人々が地形や特徴を観察し、「やまとことば」といわれる当時の日本語の音韻で名づけた地名には、災害の記録や自然の警告が秘められているものが多い。今昔の地図を手に現地を歩き、歴史のレイヤーをひもときながら未来に伝える“地名のレッドデータブック”。氾濫原・川の曲流・土石流・崖崩れ・湿地・埋立地…古い地名が伝える災害の痕跡。
目次
第1部 福岡県(福岡市;糸島エリア;筑紫エリア;糟屋エリア;宗像エリア ほか)
第2部 福岡以外の九州各県+番外・広島市安佐南区(佐賀県;長崎県;熊本県;大分県;宮崎県 ほか)
著者等紹介
池田善朗[イケダヨシロウ]
1933年(昭和8)11月15日、福岡市・箱崎生まれ。長く小学校教員を務める。地元の公共図書館の郷土資料整理に携わったのを機に、本格的な地名研究を始める。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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