内容説明
育児、家事、息子の死、夫の看取り、原因不明の不調…。目の回るような歳月を乗り越え八十歳を迎えたひとりの主婦が、畑仕事から食、半ば独学で修めた手描き染め、詩歌俳句に創作童話まで、四季折々の自然と共に新たな人生を送る日々を綴ったエッセイ&作品集。
目次
小さな畑のあるくらし(土が教えてくれたこと;野草を楽しむ;気軽に作り、楽しく食べる)
わたしの手描き染め(手描き染めを楽しむ;手描き染めの描き方;補色について;つねに“陰陽”を考えながら)
創作童話―さし絵 佐藤好昭(因幡の白うさぎ その後;ぼくはだれ;野菊の花の枯れるまで やまんばおさよ)
移ろう季節とともに―俳句・詩・川柳
思い出すままに(亡き息子の思い出;お世話になった先生方;種子島の思い出)
著者等紹介
鮫島芳子[サメシマヨシコ]
1938年(昭和13年)3月3日、福岡市生まれ。主婦(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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