内容説明
あなたの妻はなぜイライラしているのか?つわり・休職・出産を経て、毎日の家事・オムツ替え・夜泣き、義母との葛藤・ダンナの世話まで、休む間もなく孤独に働き続けるママとパパのすれ違いを、2000組以上の指導実績を持つ著者が、産前産後の“夫婦あるある”満載でつづった、真のイクメン入門!
目次
第1幕 ブチギレ妊婦が行く。妊娠初期編
第2幕 妻の怒りのそのワケは…妊娠後期編
第3幕 陣痛なう。出産前後編
第4幕 ズタボロ。産褥期編
第5幕 極限との闘い。生後3ヵ月編
第6幕 イライラは続くよいつまでも。生後半年編
第7幕 どうなるオレたち?もうすぐ1歳編
著者等紹介
山本ユキコ[ヤマモトユキコ]
北九州大学文学部人間関係学科卒、九州大学人間環境学研究科修士課程、博士課程修了。学術振興会特別研究員・岡崎国立生理学研究所心理生理学部門研究員、科学技術振興機構脳科学と教育研究員、九州大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー研究員を歴任。その後、自身の子育てに困った経験と心理学の知識を合わせて、子育て支援の活動をはじめ、“子育てフィロソフィー”講座を主催、約2000人以上の親子の指導をする。「子育てはチームでするものである」という趣旨のもと、母親ひとりで子育てをすることからくる育児の諸問題の解消を目指し、活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
邑尾端子
10
新たに父親になる人に向けて書かれた本だが、あまり教科書的ではなく「夫婦あるある」を集めた気楽な読み物のような感じなので肩肘張らずにスラスラ読める。でも女性心理については核心を突いていると思う。悪阻がつらいと愚痴ったときに妻が欲しい言葉は「大丈夫? つらいよね」みたいなただ同調する言葉なのだが、よりにもよって最高にアリガタ迷惑な「母(妻にとって義母)に悪阻を乗り越えるコツとか訊いてみるよ」を言ってしまう人、うちの夫以外にも居たんだな…しみじみ2016/06/21
まろん
2
旦那さんに、こういうこともあるんだってとか、私がこうなったらこうしてねって伝えることができてよかった。 読みやすくてけっこう参考になった。2021/04/20
shizuca
2
あるあるー。夫にも言い分はあるのだろうけれど、出産後~育児突入したては、口で理路整然と説明している余裕はない。から、黙ってこの本を差し出してみたらいいのかも。これを読んで変わってくれる夫ならいいのですが。2016/09/14
おりっち
1
嫁が妊娠し、出産前に親になるってことを知りたくて読んだ。 結局は男性の当事者意識によるんだと実感。 女性は10カ月かけて体も心も子供を受け入れる準備をしていって、最後に命を懸けて子供を産むからこそ男性との意識の差が明白なんだと、理解できた。 一緒に親になるからこそ、話し合えるような関係性を保てるように支えていきたいと思えた。2019/05/11
稲
1
本の構成が面白い。内容は、巻末の数ヶ条に集約されるが、それぞれのケースが男女の違いを浮き彫りにしており、巻末のエッセンスを浮き彫りにしている。2018/07/30




