出版社内容情報
京都から大阪から、聖地高野山へ。
高野街道とはこの高野山へ向かう参詣道、信仰の道である。
長い歴史の中で、信仰と物流の道として発達した近畿の南北縦貫道。
かつての旅人と同じように歩いてみれば、今まで気づかなかった街道
の名残、人々の信仰や地域の歴史と文化が発見できる。
風光を楽しみ、歴史にふれる「現代版独案内」。
歩くからこそ見えてくるものがある。
写真235点・絵図57点・地図55点収載。
内容説明
京都から大阪から信仰と物流の道として発達した近畿の南北縦貫道。風光を楽しみ歴史にふれる「現代版独案内」写真235点・絵図57点・地図55点収載。
目次
1 東高野街道―京都から河内を南へ
2 西高野街道―堺から東南へ
3 中高野街道―大阪から平野を通って南へ
4 下高野街道―四天王寺を出発
5 高野街道―長野から橋本へ
6 奈良街道・中街道・和歌山街道―京都から奈良を経て橋本へ
7 京大坂道―橋本から高野山へ
著者等紹介
森下惠介[モリシタケイスケ]
1957年奈良県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。元奈良市埋蔵文化財調査センター所長。現在、奈良県立橿原考古学研究所共同研究員。京都橘大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
9
高野山に通じる街道が現在の地図に正確に記載されている。 近所にも、高野山街道の区間がある。すでに通ったところもあるが、街道だとわかって、歩いたり、自転車で走ってみたりしたくなった。 江戸時代の旅人が通っていた道だと思えば、すこしたのしくなりそう。 2023/11/01
乱読家 護る会支持!
5
過去、少しづつですが「熊野街道(天満橋から和泉鳥取まで)」「京街道(天満橋から大津まで)」を歩き、現在「西国街道(三宮から東寺まで)」を歩いている僕ですが、次はどこを歩こうかなぁと思っている時に、本書を読みました。 西国街道は、あと2日程度で終わる見込みなので、次は本書を片手に「東高野街道(八幡から河内長野まで)」か「奈良街道(京都から八木)」を歩きたいと思います。 街道歩きは、実際にその道を歩くことで、道のうねり・高低差・地形、石標、史跡、寺社、建屋などのさまざまな情報から、いろんな発見があります。2024/01/14
わっふる
4
普段、なにげなく利用している道が高野山に繋がっているだなんて、ちょっとした感動ですね。今まで歩いた道を整理して記録したくなりました。2024/01/21
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