目次
第1章 下層プロレタリアートと“郊外”(『アッカトーネ』;『マンマ・ローマ』;『ラ・リコッタ』)
第2章 キリストとマルクス主義(『怒り』『愛の集会』;『「奇跡の丘」のためのパレスチナ巡礼』『奇跡の丘』;『大きな鳥と小さな鳥』『月から見た地球』)
第3章 消費資本主義の“定理”(『アポロンの地獄』;『テオレマ』;『インドに関する作品メモ』『豚小屋』)
第4章 マリア・カラスと生の三部作(『王女メディア』;『「アフリカのオレステス伝説」のためのノート』『デカメロン』;『サヌアの城壁』『カンタベリー物語』;『アラビアン・ナイト』)
第5章 消費社会のなかの“死”(「生の三部作の放棄」『ソドムの市』;パゾリーニの死 その1;パゾリーニの死 その2)
著者等紹介
兼子利光[カネコトシミツ]
1954年、福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。ヴィスコンティからダリオ・アルジェントまでのイタリア映画と、ホラー、B級映画に精通(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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