内容説明
西欧的であり、高雅、知的な香りを放つ雨宮雅子の作品世界の魅力をあますところなく描き取る。神を求める熱いまなざし、やがて離れてゆく軌跡。長年私淑した著者が寄り添うように鑑賞した渾身の一冊。
目次
1 『鶴の夜明けぬ』
2 『悲神』
3 『雅歌』
4 『秘法』
5 『熱月』
6 『雲の午後』
7 『旅人の木』
8 『昼顔の譜』
9 『夏いくたび』
10 『水の花』
エッセイ
著者等紹介
高旨清美[タカムネキヨミ]
1946年生まれ。「晶」同人。1985年第一歌集『モデラート』刊行。現代歌人協会会員、日本歌人クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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