内容説明
絶望的な医療現場で働く医師が、現状を打破するためにとった意外な行動とは?医療界ではマイナーといわれる皮膚科の医師が声を上げた。崩壊した地域医療と格闘してきた医師だけが知っている、「本物」(ほんまもん)の医療を実現するための確かな「道」がここにあると。若き医療人たちへ伝えたい。「きみこそが希望だ!」
目次
1 「ほんまもん」とは何か(「プラス人間学」という考え方;リスペクトするのは他者の「何」か?;「人間性」と「人格」に目を向ける ほか)
2 臨床現場で学ぶ「ほんまもん」の医療とは(患者さんから学ぶ;「常識」という非常識;「ドクターショッピング」をする理由―アンケート調査1 ほか)
3 はるかなり!「ほんまもん」への道(自分を裏切らないという「才能」;自分のルーツについて考えてみる;父のこと ほか)
著者等紹介
岸本和裕[キシモトカズヒロ]
1970年兵庫県生まれ。福島県立医科大学医学部医学科卒。同大学臨床教授。医学博士。日本皮膚科学会認定専門医。竹田綜合病院皮膚科科長。アレルギー性疾患のみではなく、良性・悪性皮膚腫瘍の手術(皮弁術、植皮術)、レーザー治療、感染症、自己免疫性疾患、炎症性角化症、陥入爪手術、爪矯正術など幅広い分野の診療を行なっている。皮膚科過疎地域で地域医療に明け暮れる傍ら、日々の臨床における問題点を解析して多くの論文を世に送り出し、医学に貢献することを目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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