スカウト物語―神宮の空にはいつも僕の夢があった

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907838133
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

内容説明

スワローズの中心選手を発掘しつづけた名スカウトマン。波乱に富んだ野球人生の最終コーナーにさしかかった今、選手獲得秘話、そして強くなったヤクルトの秘密を語り尽くす。

目次

第1章 長嶋茂雄と立教大学野球部時代(長嶋さんとの出会い;大学時代から目立っていた長嶋さん ほか)
第2章 プロの洗礼と新聞記者時代(プロの洗礼;ボールを投げられなくなった国鉄戦 ほか)
第3章 スカウト時代(スカウトの基本はネットワーク作り;スカウトはネクタイ選びと同じ ほか)
第4章 片岡式スカウト術(将来性のある野手は必ず獲る;「万馬券」だった落合と掛布 ほか)
第5章 「もうひとりの長嶋」を探す旅は終わらない(もしかしたら「もうひとりの長嶋」になれるかもしれない;長嶋茂雄と長嶋一茂の違いとは? ほか)

著者等紹介

片岡宏雄[カタオカヒロオ]
昭和11年大阪府生まれ。ヤクルトスワローズ編成部調査役。浪華商(現大阪体育大学浪商)時代に甲子園に三度出場。第二十六回センバツ大会では決勝戦に進出するが惜敗。立教大学に進学。入部と同時に正捕手の座を獲得。春季リーグ戦から出場する。大学卒業後、中日ドラゴンズ入団。国鉄スワローズ(現ヤクルト)を経て、昭和38年産経新聞社に入社。アマチュア野球を担当し、選手の能力を見抜く力を養う。「夕刊フジ」の紙上でドラフト会議を題材にしたコラムが評判を呼び、スカウトとしてヤクルトに迎え入れられた。以後、三十三年間にわたり第一線で活躍。若松勉、尾花高夫、石井一久、川崎憲次郎、池山隆寛、古田敦也、土橋勝征、飯田哲也、宮本慎也、高津臣吾、藤井秀悟、岩村明憲などヤクルトの主力選手を獲得。他球団が注目しない選手を独自の視点により発掘する眼力の鋭さは、他のスカウトの追随を許さない
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感想・レビュー

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makimakimasa

5
立教で先輩だった長嶋さんが、卒業前の思い出作りに連れて行ってくれたのが上野動物園だったという話が面白い(後輩達は銀座を期待していた様だが)。記者への道も考えて、中日新聞社から出向という形でドランゴンズに入団。しかしイップスに陥り、失意のまま国鉄に移籍。カネやんのブルペン捕手を務めた時間が宝物になった。スカウトとして初めて獲得したのは渡辺進。父親との金銭交渉が大変だった。高野山に通いつめて獲得した尾花高夫は、本の末尾に文章を寄せている。他には古田、度会、一茂、由伸(獲得出来なかったが)の話が印象的だった。2015/11/15

snakedoctorK

2
長嶋世代なんですね 古い本でしたけどおもしろかった 由伸はやはりヤクルトに来て欲しかったなぁ2011/03/10

アーキー

0
★★★☆☆  652017/06/04

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