内容説明
家庭菜園愛好家からプロ農家まで、有機農業を始めたい人のための必携マニュアル。
目次
第1章 なぜ今、無農薬有機農業か(なぜ今、無農薬有機農業か?;有機農業の問題点 ほか)
第2章 栽培総論
第3章 栽培各論(レタス;キャベツ ほか)
第4章 エッセイ「有機農業的生活」(ランナーズハイ!;さぁ、はじめよう有機農業 ほか)
第5章 未来へ―あとがきにかえて
著者等紹介
山下一穂[ヤマシタカズホ]
昭和25年高知県生まれ。東京でのバンドマン生活を経て高知市内で学習塾を経営。5年前に夫婦で本山町に新規就農。現在、高知市内を中心に約200戸の家庭へ、完全無農薬有機野菜を宅配。果樹栽培や養鶏(土佐ジロー)にも取り組む
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感想・レビュー
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大先生
8
EM(有用微生物群)を活用した無農薬有機農業を紹介した本です(半分は著者のエッセイ)。しっかりと技術を身につければ、無農薬有機農法で省エネかつ虫食いのない美しい野菜を作れると豪語しております。無農薬だから多少の虫食いは…なんていうのは寝言だ!と。因みに、超ど素人の私は今年無農薬で大葉を育ててみましたが、結構虫に食べられました。来年はしっかり土作りして他の野菜に挑戦してみます。ところで、著者は非常にポジティブな方で、日本の農地をすべて有機農業にして日本全国を環境浄化してやろうという野望を持っていたようです。2022/10/05
虎ボルタ
1
前半の総論、各論。後半のエッセー。どれも興味深く読めた。エッセー部分も、結構気付きを頂いた。山下さんのお人柄も偲ばれる。2018/05/18
Yoshika Komatsu
0
◾️アグリイノベーション大学校 横浜農場の講師:千葉先生の師匠のご著書。ここからAICの前身である農業スクールが立ち上がって、今に繋がっていると思うと感慨深い。 ◾️後半のエッセイがめっちゃ面白い。 ◾️故人であるが、高知県の農家の話なので、親近感がわく。 2023/12/10