内容説明
零下40度のシベリア捕虜収容所の極限の狂気と、命をつむぐ家族の愛を洋画家香月泰男の目を通して描く『KAZUKI~ここが私の地球』。野口英世の知られざる破天荒な物語と、人間をスポイルするものへの透徹した洞察力。日本版「オペラ座の怪人」を思わせる名作『ヒューマン・ダイナモ~人間発動機野口英世』。気鋭の劇作家、最新傑作戯曲2本。
著者等紹介
品川能正[シナガワヨシマサ]
脚本家、演出家。’56年生まれ。’92年、プロデュース形式の演劇集団『東京ギンガ堂』を旗上げ。自らの集団での脚本、演出の他、他劇団への脚本。映画、テレビ、ラジオのドラマ脚本も積極的に手掛けている。『火計り~四百年の肖像』(劇団昴+劇団美醜)『狂想曲』『阿吽~女と胃袋』『クレイジー・フルーツ~夢野Q作とドグラ・マグラ』『フェイク~記憶の庭園』『曲がり角の男』(NHK)『精神分析ゲーム』(NHK)
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