内容説明
NHK『プロジェクトX~挑戦者たち』で大反響を巻き起こした医師が、長野県・衛生部長を経て、松本市長になった。安定した地位を捨て、私財をなげうって人生のリストラ(再構築)をかけた50歳を過ぎてからの挑戦が、新たな道を開いた。その爽やかな身の処し方と運命に逆らわない生き方のキーワードは「真っ当」。社会人必読の人生指南書。
目次
第1章 選ばれる医者になりたい
第2章 天職とはどういうことか
第3章 自ら価値観を転換する
第4章 チェルノブイリ・私の人生の放電、そして充電
第5章 次世代に何を伝えるか
第6章 松本市長となって
著者等紹介
菅谷昭[スゲノヤアキラ]
1943年、長野県更埴市(現・千曲市)生まれ。長野県・松本市長。信州大学医学部卒業。医学博士(甲状腺専門)。76年、カナダ・トロント大学留学(甲状腺疾患の基礎研究)。93年、信州大学医学部第二外科助教授昇任。91年から松本市NGOグループによるチェルノブイリ原発事故の医療支援活動に参画。汚染地域における小児甲状腺検診をはじめとして、現地にてさまざまな支援活動を続ける。95年末に信州大学助教授を退官し、翌96年から本格的にベラルーシ共和国に渡り、首都ミンスクの国立甲状腺がんセンターにて小児甲状腺がんの外科治療を中心に、医療支援活動に従事した。01年、ベラルーシ共和国での五年半に及ぶ長期滞在を終えて帰国。同年、長野県衛生部医務課医監として採用の後、翌02年、長野県衛生部長就任。04年、松本市民に請われる形で松本市長選に立候補、当選。松本市蟻ケ崎在住。フランシスコ・スカリナー勲章、医療功労者賞、吉川英治文化賞、2001年シチズン・オブ・ザ・イヤー
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