さあ、どうやってお金を稼ごう?―LD、ADHDの人のための将来設計ガイド 就職活動編

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907725518
  • NDC分類 378
  • Cコード C0036

目次

1 一つめの工夫「社会を知るため、工夫をしてみよう」
2 二つめの工夫「情報を集めるため、工夫をしてみよう」
3 三つめの工夫「自分を分かってもらうため、工夫をしてみよう」
4 四つめの工夫「面接で勝ち抜くため、工夫をしてみよう」
対談 就職活動のキーワードは『工夫』―ニキ・リンコ×花風社代表取締役/浅見淳子

著者等紹介

ブラウン,デイル・S.[ブラウン,デイルS.][Brown,Dale S.]
医師の父とソーシャルカウンセラーの母のあいだに生まれる。複数のLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)を併せ持つが幼いころは発達障害の認知がまだ行き渡っておらず、「まぬけ」「やる気がない」などと言われ、苦しむ。大学で特殊教育を専攻し、自分の障害に名前があり、対処法があることを知る。発達障害をもつ一人の人間として、自分で自分の生き方を編み出す経験を通じ、同じような感慨を他の人にも与えたいと思い、発達障害に関する啓蒙を仕事にしようと決心する。積極的な独自の就職活動を八か月行った結果、仕事を得る。この仕事についているあいだ、自助グループ「成人学習障害者協会」を立ち上げる。やがて全国組織に広がっていったこの団体は、「発達障害は大人になっても続く」という認知を広めることに成功し、発達障害者の就業カウンセリングや米国障害者法(ADA)の通過に尽力する。二年半後、障害者雇用に関する大統領委員会に転職。最初はスタッフ・ライターとして、やがてプロジェクトのリーダーとして、LDの人々の就業問題にかかわる。公務員として勤務しながら、週末や休暇には自助団体のリーダーとして活動する

ニキリンコ[ニキリンコ]
1965年生まれ。翻訳家。幼い頃より周囲に違和感を感じながら育つ。進学校を経て二度大学に入学するも、二度とも中退。30歳をすぎて、自分の違和感の正体を突き止めようと大学で検査を受け知能・言語の遅れを伴わない自閉スペクトラムの「アスペルガー障害」を診断される。心の問題に興味をもち、英語の文献を多数あたるうちに翻訳家として独立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼけみあん@ARIA6人娘さんが好き

4
準備編に続けてひと月以内に読むつもりが、ずいぶん遅くなってしまった。本編は準備編に続けた就活本番編で、発達障害者に向けて前著同様かなり詳しく就職活動のアドバイスが為されている。翻訳はされなかったようだけど、更に就職してからのアドバイスも続編として出ているらしい。さすがにここまで詳しいアドバイス本は一般の就活本では見かけない。ただ、本書に関しては日本では使えない部分もあるとの評もあるのも事実で、確かにその辺を上手く汲んで応用するのは発達障害者には難しいかも知れない。それでも参考になる良書だと思う。2015/10/10

ゼラニウム/フウロソウ科

0
図書館にない2022/05/28

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