内容説明
障害があるからこそ、自分が生き生きできる場所を探そう。LDを持つ人々のための将来設計ガイド。
目次
1 考えてみよう「どんなことを仕事にしようかな?」
2 社会で独立するためにも「人づきあいに強くなろう」
3 「自分を信じる」社会に出るために、自分をきちんと評価する
4 職場や学校でどういう評価をたのもうか?社会できちんとやっていける人間になるため「まわりにお願いしたいこと」
5 将来きちんと独立するために「学校生活を目いっぱい活用するには」
6 いい仕事につくために「上の学校に行くべきか?」
著者等紹介
ブラウン,デイル・S.[ブラウン,デイルS.][Brown,Dale S.]
医師の父とソーシャルカウンセラーの母のあいだに生まれる。複数のLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)を併せ持つが幼いころは発達障害の認知がまだ行き渡っておらず、「まぬけ」「やる気がない」などと言われ、苦しむ。大学で特殊教育を専攻し、自分の障害に名前があり、対処法があることを知る。発達障害をもつ一人の人間として、自分で自分の生き方を編み出す経験を通じ、同じような感慨を他の人にも与えたいと思い、発達障害に関する啓蒙を仕事にしようと決心する。積極的な独自の就職活動を八か月行った結果、仕事を得る。この仕事についているあいだ、自助グループ「成人学習障害者協会」を立ち上げる。やがて全国組織に広がっていったこの団体は、「発達障害は大人になっても続く」という認知を広めることに成功し、発達障害者の就業カウンセリングや米国障害者法(ADA)の通過に尽力する。二年半後、障害者雇用に関する大統領委員会に転職。最初はスタッフ・ライターとして、やがてプロジェクトのリーダーとして、LDの人々の就業問題にかかわる。公務員として勤務しながら、週末や休暇には自助団体のリーダーとして活動する
ニキリンコ[ニキリンコ]
1965年生まれ。翻訳家。幼い頃より周囲に違和感を感じながら育つ。進学校を経て二度大学に入学するも、二度とも中退。30歳をすぎて、自分の違和感の正体を突き止めようと大学で検査を受け知能・言語の遅れを伴わない自閉スペクトラムの「アスペルガー障害」を診断される。心の問題に興味をもち、英語の文献を多数あたるうちに翻訳家として独立
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