バチカン機密文書と日米開戦

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バチカン機密文書と日米開戦

  • 津村 一史【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907623739
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

内容説明

バチカン美術館の地下に眠る膨大な数の極秘史料群のうち、ローマ教皇ピウス12世に関する機密文書が2020年に公開された。ピウス12世の在位は1939~1958年であり、第二次世界大戦の時期に重なる。ただし、閲覧を許されたのは学者、学識経験者、各国政府関係者のみで、メディア関係者は公開の対象外だった。それでも著者はあきらめることなく史料群の閲覧に成功。そこには、日米開戦前夜の日米和平交渉についてなど、驚くべき記述が含まれていた。限られた時間、厳しい閲覧規制、困難な判読、苛烈を極めたコロナ禍のローマというなかで、一人の記者が3年をかけて、太平洋戦争にまつわる極秘文書を解読し、まとめあげた労作。

目次

第1章 原爆投下三カ月前の「極秘電報」
第2章 それは「一枚の紙切れ」から始まった
第3章 「生き残ったら奇跡」というバチカンへの報告
第4章 バチカンに和平仲介を求めた松岡洋右
第5章 それでも止められなかった破滅的な戦争
第6章 「バチカンは満州国を承認した」は本当か

著者等紹介

津村一史[ツムラタダシ]
共同通信社記者。1979年、鹿児島県に生まれる。東京大学法学部を卒業。2003年、共同通信社に入社し、宮崎支局などを経て本社政治部で鳩山由紀夫、菅直人両首相番を担当する。東日本大震災発生翌日の2011年3月12日、菅首相による東京電力福島第1原発視察に記者としてただ一人同行、全電源喪失が起きた原発で取材を行った。カイロ支局を経て、2015年から本社特別報道室。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の公式メンバーとしてタックスヘイブン(租税回避地)の実態を暴いたパナマ文書報道に参加。2023年から名古屋編集部次長を務め、2024年に起きた能登半島地震を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yasuhisa Ogura

1
第2次大戦中、ローマ教皇を務めたピウス12世の機密文書が公開された。膨大な文書のうち日本関係の文書を明らかにしたもの。最も注目すべきは1941年に松岡洋右外相が訪欧した際、教皇に謁見し、日中和平を仲介するよう米国を説得してほしいと依頼したとする文書である。この文書は新発見と言えるが、松岡の個人的な見解なのか、日本政府の考えなのかは気になるところ。また、実はバチカンは満州国を承認していなかったという文書には驚きしかない。システィナ礼拝堂の地下にある公文書館には、歴史を解く鍵も眠っているのである。2025/02/23

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