寄生虫を守りたい

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寄生虫を守りたい

  • 佐々木 瑞希【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907623609
  • NDC分類 649.4
  • Cコード C0045

内容説明

寄生虫になったつもりで考えれば、未知の生態系が見えてくる。虫嫌いだった少女はやがて寄生虫研究者となり、ひっそりと生きる「小さなものたち」の世界へ引き込まれた―。気鋭の研究者がユーモアたっぷりに描く「寄生虫学」の引力!著者は寄生虫研究所設立を目指す女性寄生虫学者。世界中に存在する寄生虫は、研究者でさえ混乱するほどの多様性がある。その一方で滅びゆくものも多く、目にする機会の少ない貴重なものもいる。緻密かつ巧みに設計された体内構造、機能美、そしてライフサイクル。ほとんど知られていない寄生虫の生態とその研究方法を写真とともに紹介し、その独特な魅力を語りつくす。

目次

序章 はかない生きざま
第1章 なかなか過酷な寄生生活―多様すぎるライフサイクル
第2章 見たことのない寄生虫を追う―寄生虫研究とはどのようなものか
第3章 誰にも気づかれずに生きる―陸上で生活する寄生虫
第4章 運任せの一生―河川や湖沼を利用する寄生虫
第5章 圧倒される個体数と多様性―広い海を回遊する寄生虫
第6章 絶滅から救いたい―自然環境と寄生虫の関係
終章 減らないように、増えないように

著者等紹介

佐々木瑞希[ササキミズキ]
寄生虫学者、獣医師、博士(獣医学)。1979年、宮城県に生まれる。北里大学獣医畜産学研究科博士課程修了。旭川医科大学助教を経て2023年に独立、寄生虫研究所の開設を目指している。専門分野は寄生虫学、獣医学で、おもに鳥類を終宿主とする鉤頭虫類の生活史や、ロイコクロリディウム属吸虫、エキノコックスなどの条虫について研究している。寄生虫学を普及させるために、SNSなどを通じて寄生虫の様々な生態を発信するとともに、一般からも寄生虫情報を募っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mae.dat

260
タイトルが強い。存在は良く知るけど、そんなに馴染みがある訳ではない世界。どんなものかと思わず手にしてしまいました。宿主に依存して生きる。生涯に渡って、何軒か引っ越しをする種も。そんな複雑にも思えるライフサイクルを、何故に獲得したのか。如何にして獲得したのか気になってしまいますね。その辺の問いには答えてくれませんでしたが。それは次のステージなのかなぁ。この本を読むと、寄生は普遍的な様式にも思えてきますね。論文先越される事は駄目な事じゃん。でも「まいっか」って位、新種もじゃんじゃか見つかるみたい。2023/11/04

kamekichi29

3
寄生虫研究者が、寄生虫やその実験・研究生活について楽しく語っています。実験とか大変そうです。寄生虫の多様性にも驚きますが、種の特定する方法にも驚きます。2024/04/13

ポポロ

3
Twitterが面白くてフォローしていた方の著書で、著者の寄生虫に対する関心がオーバードライブしていて大変面白かった。私は寄生虫に強く関心を持ってはいなかったが著者の熱量にやられ、個性的で一生懸命生きていて無力でミステリアスな寄生虫を愛せないなんておかしいとさえ思い始めてしまった。公衆衛生に関わらない部分では研究が行き届いていないのだろう。未確定な部分の多さに研究の面白さや生物の不思議も感じることができた。ユーモアを溢れる文章もたくさん笑えた。読後にスーパーの鮮魚コーナーで生魚を見る目が変わってしまった。2023/07/22

takao

1
ふむ2023/10/18

エイサノオト

0
 中間宿主から終宿主へ食物連鎖を利用して移っていくのが、謎に複雑なんだなあ。2023/11/21

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