AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか

個数:

AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907623500
  • NDC分類 911.3
  • Cコード C0095

内容説明

俳句を詠むとき、人の脳の中では何が起こっているのか。知能とは何か、人間とは何か。AI研究者にとって「AI俳句」は、根源的問いの答えに近づくためのプロジェクト、若い俳人にとっては、人間の知の営みが解明されることへの深い興味。AI俳句生成プロジェクト「AI一茶くん」の生みの親と、気鋭の若手俳人が旅する「知能の深淵」。

目次

第1章 コードと歳時記―「人間の営み」を解明する
第2章 記号と意味―ハードルは何か
第3章 教師データと逸脱―「AI一茶くん」の俳句を鑑賞してみる
第4章 チューリングテストと句会―「詠んだ」といえる日は来るか
第5章 無意識と感情―「知能とは何か」という根源的問い
付録 「AI一茶くん」俳句生成の仕組み

著者等紹介

川村秀憲[カワムラヒデノリ]
AI研究者、北海道大学大学院情報科学研究院教授、博士(工学)。1973年、北海道に生まれる。小学生時代からプログラムを書きはじめ、人工知能に興味を抱くようになる。同研究院で調和系工学研究室を主宰し、2017年9月より「AI一茶くん」の開発をスタートさせる。ニューラルネットワーク、ディープラーニング、機械学習、ロボティクスなどの研究を続けながらベンチャー企業との連携も積極的に進めている

大塚凱[オオツカガイ]
俳人、俳句同人誌「ねじまわし」発行人、イベントユニット「真空社」社員。1995年、千葉県に生まれる。粛学生時代から俳句を始め、高校生時代には、全国高等学校俳句選手権大会(俳句甲子園)に3年連続で出場し、2013年の第16回大会ではチーム優勝を果たした。2018年から「AI一茶くん」の開発チームに協力している。第7回石田波郷新人賞(2015年)、第2回円錐新鋭作品賞夢前賞(2018年)を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桔梗屋

4
人間とAIが句会を開いて、丁々発止を繰り広げる、そんな「東京マッハ」みたいなイベントが繰り広げられる未来が、生きてるうちに来るんだろうか。俳句を「生成」することはできて、少しずつ「俳句」としての形式は整えられるようになってきてるようだけど、意志を持った「作者」が居ないことと、「選句」ができないことが次の課題なのか。ま、それができるなら、AI開発そのものの革新的なブレイクスルーだもんな。ひとまず自分の生きてる間は、AI一茶くんによる激烈なダメ出し食って、諸先生が深甚なダメージに悶絶する配信は見られないなあ。2023/08/05

はひへほ

1
俳句AIの研究者と俳人の対談。コミュニケーションや意味といった人間の認知の捉え方、俳句の捉え方が新鮮な切り口で読めて良かった。選評が有限な型の組合わせというのもなるほどとなった。(俳句の)作者の意識の話も興味深かった。考えたことを以下にメモ。作者との主観での交流を図ろうとコンテクストを結ぼうとするときに、作者がAIだと繋がらない。何を学習してどういうモデルかは分かったとしても背景が感じられない。ここがネックになるのかも。ただ、学習データがパーソナライズされたらどうなるのか。個性や意識を感じるのだろうか。2025/04/06

🍅

0
★★★☆☆ 人は俳句の何に楽しみを感じるのか?なぜ完璧に人を騙せるAIは人を不快にさせるのか?人間は作品を愛していたわけではなく、作品を愛する自分を愛していただけじゃないのか?研究者と愛好家が分かり合える日は永遠に来ないのではないかと感じた2024/01/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19398127
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品