内容説明
チビにいちゃんは、好奇心旺盛で元気いっぱいの男の子。妹のOちゃんもまきこんで、まわりのおとなたちを、ドキドキ、ハラハラさせます。でも、チビにいちゃんは、おかまいなし。だって、毎日がとってもたのしいのですから!スウェーデン児童文学の名作『すえっこOちゃん』の姉妹作が初邦訳!
著者等紹介
ウンネルスタッド,エディス[ウンネルスタッド,エディス] [Unnerstad,Edith]
1900‐1982。フィンランド、ヘルシンキ生まれ。10歳のときに、スウェーデンへ移住し、ストックホルムの女子校や、美術学校で学んだ後、24歳で結婚し、1932年に作家としてデビュー。その後、20冊以上の児童文学や、大人向けの小説や詩集も発表した。中でも人気があったのが、本作や『すえっこOちゃん』(フェリシモ出版)などのラルソン家シリーズで、本国スウェーデンでは、映画化やテレビドラマ化された
小宮由[コミヤユウ]
1974‐。東京都生まれ。翻訳家。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者の故北御門二郎
さこももみ[サコモモミ]
佐古百美。1961‐。東京都生まれ。東京学芸大学美術教育学科卒業後、小学校、高等学校教員を経てイラストレーターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん@絵本童話専門
2
原書は4部作で、『すえっこOちゃん』は4作目、こちらは3作目で続編がOちゃんの方!らしい。先にOちゃんを読んだからこそ、チビにいちゃんだってOちゃんと変わらないじゃない!って思うから、この順番で良かったと思う!こちらの姉妹本はチビにいちゃん5歳が主人公。訳者が変わり、易しい現代語で理解しやすいが、主人公と同じ5歳にはやや難しいかも。スロボドキンさんの絵が著作権の関係で差し代わったのは少し残念、でも前作より物語の内容理解を助けるシーンを挿絵にしてくれていると感じる。この3作目は2冊に分かれていて後編あり。2024/02/27
てぃうり
1
チビにいちゃん、凍った海の上を歩くなんて!怖すぎて!皆さんの感想と同感。親目線で恐ろしすぎ。小さい子の冒険譚として読めなかった。バスで出会った太ったおじさんの膝に紙袋を置いたシーンに笑った。2023/10/25
ちかこ
0
大人が少しづつ読んであげることを想定しているのかな。2024/03/21