出版社内容情報
ポールにとっても“ビートルズ以降の人生”は苦闘の連続だった!
デビューから50年以上をへて振り返る、すべてのこと。
創作の秘密や直面する自らの老いにも踏み込んだ、自伝的インタビュー集
ポールと 35年以上にわたって親交を深めてきた著者が、これまでの対話の記録
を一冊に集約。もっとも信頼する音楽ジャーナリストだけに打ち明けた、人間
ポール・ マッカートニーの本音がここにある。
――「本気で音楽が世界を変えられると思っているのか?」と訊かれるたびに、も
ちろん、と答えてきた
ポール・マッカートニー
イントロダクション
しごくまっとうだけれど、たまたま天才だった男
第1部
第1章 今日の語らい
マッカートニーをインタビューするということ
第2章 アイスキャンディを手にしたロックンローラー
マッカートニーが語るリヴァプール、子ども時代、そして音楽への目覚め
第3章 ビートルになる法
ぼくらは子どもだったのさ、ね? まだまだ若かった
第4章 トップのてっぺん
つまり、歴史の現場に居合わせたってことさ
第5章 ロックがアートに
ああ、わかったぞ。きみたちはもうキュートでいたくないんだな
――ボブ・ディラン、1967年、ポール・マッカートニーに
第6章 わが暗黒の時(マイ・ダーク・アワー)
『レット・イット・ビー』と終わりのはじまり
第7章 孤独な闘い
あれはぼくの人生で最悪の時代、そしてぼくらみんなの人生で最悪の時代だった
第8章 月から帰ってきた宇宙飛行士
ビートルズ以降の人生はありうるのか?
第9章 ゼロからのスタート
やりはじめた瞬間、簡単にはいかないことがわかった
第10章 大いなる飛翔
クソくらえ、これしきのことで歩みを止めてたまるもんか
第11章 たたまれた翼
あのころのぼくらはずっと怯えていた
第12章 カエルたちと消防士と
マッカ、仕事に復帰する
第13章 最高のアイデアじゃないか、エディ!
ビートルズはいかにしてロックンロール映画を救い、ポップ・ビデオを発明したのか
第14章 ブリティッシュ・ライト・ミュージック
マッカートニーが復活させる忘れ去られた高貴な形式
第15章 ジョン
みんなはぼくらのことをいちばんのライバル同士みたいに思ってる。でもそうじゃなかった
第2部
第16章 やり残した仕事
ビートルズ以降のビートルたち
第17章 アポロ・C・ヴァーマス氏
ぼくはかなりいい引き立て役だ。箔をつけるのがうまいんだよ(アイ・フォイル・ファイン)
第18章 夢の実現
マッカートニーの語る曲作り
第19章 魔法の実験
ソングライターのさらなる告白
第20章 ほほ笑みの向こう側
ポール・マッカートニーは自分のことをどう思っているのだろう?
第21章 いい服着てれば生きるのは簡単(リビング・イズ・イージー・ウィズ・ナイス・クローズ)
マッカートニーの着こなしについて
第22章 天と地と人生、宇宙と「このすばらしき旧世界の修復」
第23章 パンクスと同時代のライバルたち
ぼくがマイケル・ジャクソンみたいに踊れるだろうか、って悩んでどうする?
第24章 もしステージに立ってなかったら(イフ・アイ・ワー・ノット・アポン・ザ・ステージ)
ポール・マッカートニーの語るツアー
第25章 ステージの上から見える景色
アガらなくなったらもう、やめちまったほうがいい
第26章 カウベル奏者の孤独
マッカートニーの語る、バンド、楽器演奏、レコーディング
第27章 D-I-N(ドゥ・イット・ナウ)
できない? いや、ぼくはできると思うな
第28章 ヒューマンエラー
全部に勝つってわけにはいかないんだ
第29章 リンダ
すてきな夢がひとつ、今日、現実になったんだ
第30章 LOVE
だれも恋をしていない時代が来ることは、絶対にないと思う
フィナーレ 50曲のお気に入り
〈今日の誓い〉や〈マイ・ラヴ〉に感動しない世代が登場するなどということが、はたして実際にありうるのだろうか?
ポール・デュ・ノイヤー[ポール・デュ・ノイヤー]
音楽ジャーナリスト。ロンドンおよびリヴァプール在住。イギリスを代表する週刊の音楽新聞「NME」の記者でキャリアを積んだのち、「Q」誌に参 加して編集者となる。その後音楽月刊誌「MOJO」の創刊編集者を務め、「HEAT」誌の立ち上げにも尽力。「ポール・マッカートニー 告白」は 5冊目の著書となる。
内容説明
幼少期からはじまる音楽遍歴、創作の秘密と葛藤、自らの活動を支える信念、直面する老い―。36年間におよぶ著者との対話から、素顔のポール・マッカートニーが浮かび上がる。
目次
第1部(今日の語らい マッカートニーをインタビューするということ;アイスキャンディを手にしたロックンローラー マッカートニーが語るリヴァプール、子ども時代、そして音楽への目覚め;ビートルになる法 ぼくらは子どもだったのさ、ね?まだまだ若かった;トップのてっぺん つまり、歴史の現場に居合わせたってことさ;ロックがアートに ああ、わかったぞ。きみたちはもうキュートでいたくないんだな―ボブ・ディラン、1967年、ポール・マッカートニーに ほか)
第2部(やり残した仕事 ビートルズ以降のビートルたち;アポロ・C・ヴァーマス氏 ぼくはかなりいい引き立て役だ。箔をつけるのがうまいんだよ;夢の実現 マッカートニーの語る曲づくり;魔法の実験 ソングライターのさらなる告白;ほほ笑みの向こう側 ポール・マッカートニーは自分のことをどう思っているのだろう? ほか)
著者等紹介
デュ・ノイヤー,ポール[デュノイヤー,ポール] [Du Noyer,Paul]
イギリスの音楽ジャーナリスト。週刊音楽新聞「NME」の記者でキャリアを積んだのち、「Q」誌に参加して編集者となる。その後音楽月刊誌「MOJO」の創刊編集者を務め、「HEAT」誌の立ち上げにも尽力。ロンドンおよびリヴァプール在住
奥田祐士[オクダユウジ]
1958年、広島生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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