感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Iwata Kentaro
6
Kind of blueは最初に買ったジャズのアルバムだ。もう20年以上まえのことで、要するに店で定番のものをお勉強として買ったのだ。最初はよくわからなかった。わかったふりをしていた。ここ数年で、ようやくよさが伝わってきた。本書はその制作話である。翌々今から振り返って考えたら、Kind of blueは極めて奇跡的だ。2020/06/30
コチ吉
5
膨大なマイルスの遺産の中から「カインドオブブルー」に焦点を絞り、ほぼ収録前夜からセッションの詳細、アルバムがもたらした影響等が微に入り細を穿つように描かれる。マイルス始め参加ミュージシャンがこの録音に関わったことにそれほどこだわっていないのは興味深い。結局このアルバムはマイルスとエヴァンスの2人が作り上げたようなものだ。そして誤解を恐れずに言うと、ジャズの歴史はこのアルバムを産むために存在したようなものだ。2025/07/26
遠藤 悪
0
この名盤は当然大ファンだ。制作のドキュメンタリーも当然面白く、マイルスがこの録音にアーマッド・ジャマルの「パヴァーヌ」を参考にしてた(コルトレーンのインプレッションズも…)、なんかの情報もグー。とにかく面白かった(´ー`)2017/01/19
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