内容説明
農家の所得を高める事業形態として注目を集める六次産業化。農業では十分な所得を得ることが難しいといわれるなか希望となっているこの取り組みが、どのような発展を遂げていくのか。経営学的視点・事例研究から発展可能性についてその手掛かりを示します。
目次
1章 遺産に関わる国際認定制度は産地にメリットがあるのか―世界農業遺産の能登半島における伝統野菜・地名を冠する農産品の価格動向の分析を中心として(対象地域・先行研究のレビュー;調査方法・対象 ほか)
2章 深化する六次産業化戦略―生産・加工・販売、それぞれのアプローチと連携(農業の多角化;六次産業化法の成果と課題 ほか)
3章 地域の大学が六次産業に果たす役割(見山の郷の概要;見山の郷の抱える問題 ほか)
4章 日本酒の原材料から見る六次産業化―北陸と東北の事例から(清酒を取り巻く環境;テロワールと産地をめぐる動き:東北の事例 ほか)
5章 農業の六次産業化・異業種参入・ハイテク化・オランダ―四つのキーワードから日本農業の将来像を考える(日本農業の現状;農業の六次産業化と異業種企業の参入 ほか)
著者等紹介
香坂玲[コウサカリョウ]
金沢大学大学院人間社会環境研究科地域創造学専攻准教授、博士(理学)
葉山幹恭[ハヤマミキヤス]
追手門学院大学経営学部専任講師、博士(経営学)
村上喜郁[ムラカミヨシフミ]
追手門学院大学経営学部准教授、地域文化創造機構研究員、博士(商学)
梶原晃[カジワラアキラ]
久留米大学教授、ベンチャービジネス研究所研究員、博士(経営学)、PhD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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