内容説明
1949年サンレモ講義録。モンテッソーリ教育の世界観とすべての大人に贈るエール。
目次
第1章 The Creative Capacity of Early Childhood 幼児期の子どもたちが持つ創造的な可能性について(教育の基本姿勢は「育む」こと;子どもが自然に育つ力)
第2章 Human Solidarity in Time and Space 時間と空間を超えた人類の連帯について(子どもが持っている豊かなエネルギー;人は他人に支えられて生きるもの;物語は児童期の教育に不可欠;先人たちの生き様に思いを馳せる教育)
第3章 The Absorbent Mind 吸収する精神(新しい教育者)
第4章 World Unity through the Child 子どもを介して世界が一つになること(教師の責任)
著者等紹介
モンテッソーリ,マリア[モンテッソーリ,マリア] [Montessori,Maria M.]
1870‐1952年。イタリア最初の女性の医師。精神医学、哲学、人類学、心理学など幅広い知識と経験を兼ね備え、鋭敏な観察眼を通して、子どもたちを観るうちに人間にはある共通した「発達の法則」があることを発見した。1907年、ローマのスラム街サンロレンツォ地区に貧しい子どもたちのための「子どもの家」を開設し、そこでの試行錯誤の結果生み出したモンテッソーリのメソッドは瞬く間に世界各地に広まり、100年たった現在も世界中で高い評価を得ている。戦後は平和教育に注目したことからノーベル平和賞に三度ノミネートされる。1952年にオランダにて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KK
ブロッコリー