目次
第1章 平和と教育(マリア・モンテッソーリによる一九三二年ジュネーブでの講演;平和という問題;戦争と平和の違いを理解すること ほか)
第2章 モンテッソーリが訴える永遠の問題(子どもの権利宣言(一九五九年)前文
「子どもの権利宣言」(一九五九年)
「子どもの権利宣言」の広報 ほか)
第3章 忘れられた市民 子ども(「忘れられた市民 子ども」;子どもの自己肯定感について)
著者等紹介
モンテッソーリ,マリア[モンテッソーリ,マリア] [Montessori,Maria M.]
1870‐1952。イタリア最初の女性の医師。精神医学、哲学、人類学、心理学など幅広い知識と経験を兼ね備え、鋭敏な観察眼を通して、子どもたちを観るうちに人間にはある共通した「発達の法則」があることを発見した。1907年、ローマのスラム街サンロレンツォ地区に貧しい子どもたちのための「子どもの家」を開設し、そこでの試行錯誤の結果、生み出したモンテッソーリのメソッドは瞬く間に世界各地に広まり、100年たった現在も世界中で高い評価を得ている。戦後は平和教育に注目したことからノーベル平和賞に三度ノミネートされる。1952年にオランダにて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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