目次
第1章 教育の四段階
第2章 子ども
第3章 教育の再構築
第4章 「子どもらしさ」の二つの側面
第5章 適応の意味
第6章 道徳と社会教育
著者等紹介
モンテッソーリ,マリア[モンテッソーリ,マリア] [Montessori,Maria M.]
1870‐1952年。イタリア最初の女性の医師。精神医学、哲学、人類学、心理学など幅広い知識と経験を兼ね備え、鋭敏な観察眼を通して、子どもたちを観るうちに人間にはある共通した「発達の法則」があることを発見した。1907年、ローマのスラム街サンロレンツォ地区に貧しい子どもたちのための「子どもの家」を開設し、そこでの試行錯誤の結果生み出したモンテッソーリのメソッドは瞬く間に世界各地に広まり、100年たった現在も世界中で高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のんぴ
23
子どもは自分で発達していくことができるので、大人が過剰に手伝って、その芽をつんではならない。恐れと依存は、世界にたった一人残されるかもしれないという不安からくる。不安を払しょくする。楽な環境では子どもの自尊心や自己有用感は育たない。すべての生物は、環境から受け取るとともに、環境に働きかけ、適応している。子どもを適切な教具のある環境に置き、本物にふれさせ、子どもの興味、集中を大切にして、急がせたり、意味がないなどと思ってはならない。忙しい現代の親には相当忍耐力がいりそう。孫ができたらモンテッソーリに入れたい2020/03/16
りょうみや
10
モンテッソーリ教育の本はいくらか読んできたけど、マリア ・モンテッソーリ本人の著書を読んだのは初。分かりやすい内容だが、モンテッソーリ教育の知識が前提となっている。正直、現代の日本人が書いたモンテッソーリ教育本でもっと分かりやすいものはあるが、この教育法に興味があれば目を通して損はない。2018/03/19
Mai@Taiwan
0
★★★★★2017/11/26
ムック
0
一部の子供が見せる、集中状態での繰り返し行動との遭遇。 どういう条件・環境を作るべきか もう少し丁寧に説明してほしい。2020/11/28