内容説明
絵本を通して培われる大人と子どもとの相互作用・活動が、子どもの成長にどのように作用するのかを、わくわく楽しい保育の実践を通して伝える本です。
目次
第1章 読みあう活動保育の現場から(0歳児クラス 絵本との出会いから生まれる子どもたちの喜び;1・2歳児クラス おはなしの世界にとびたつ子どもたち;3歳児クラス 絵本の読みあいから広がる遊び;3・4・5歳児クラス おはなしの世界に自由にとびたつ子どもたちとともに)
第2章 読みあう活動をつなぎ、つながる保育(読みあう活動における子どもの育ち;読みあう活動をつなげる保育者の役割;絵本の年間計画((年齢別)0、1、2、3、4、5歳)
読みあう活動と環境のつながり)
第3章 絵本で育まれる『目に見えぬ力』(卒園児たちの姿から;目に見えぬ力を育むということ)
著者等紹介
樋口正春[ヒグチマサハル]
社会福祉法人高洲福祉会まどか保育園・石神井町さくら保育園理事長。保育創造セミナー代表。毎年、全国で数多くのセミナーを開催、またドイツでの海外幼児教育研修を30年以上続けている
仲本美央[ナカモトミオ]
淑徳大学総合福祉学部および同大学大学院総合福祉研究科教授。筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。保育現場における絵本や物語を読みあう活動や子どもの言葉に関する研究などに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふじ
16
お勉強。絵本を使った保育園での保育実践集。絵本からこんなに遊びに発展させられるのだなぁ。集団でのごっこ遊びはやっぱり保育園の醍醐味だよね。空想と現実がごちゃまぜな子ども時代だからこそなのか。いいなぁ。この保育園。うちの子はゲームの世界にどっぷりでこんなことしなそうだわ…先生の年間指導案の絵本リストは特集の参考にしようっと。2017/10/10
しろくま
5
保育現場で働く人向けの本かな。2018年4月に施行される新・保育所保育指針対応の絵本の年間計画表もついています。保育園でどんな本を読みどんな風に遊びに結びついていくのか興味深く読みました。子どもたちが絵本から影響を受けてのびのび遊ぶ様子がよく伝わってきます。積み木で絵本の世界を表すのは楽しいだろうな~。我が子と一緒に読みたい本がたくさん増えました。2017/08/14
はなびや
2
絵本をこんな風に保育の現場で活かすことができたらいいなと思える実践集2022/05/12
Rise
0
0~5歳まで。保育園での絵本年間計画が載っていて参考になった。3歳になったらまた読んで参考にしたい。2017/08/26