水のこと―水の国、わかやま。

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  • サイズ B4判/ページ数 96p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784907514785
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

和歌山県は多雨であり、総面積の7割を山地と森林が占める。急勾配の川は淀まず、そのまま海に注ぐ。海で水は蒸発し、雲になり地上に雨となって循環する。
和歌山の川では、水に入って流れを水平に見ると、水面近くに「水色」が広がって見える。この色は透明度の高い水でしか見られない特別な色だ。著者は、これが本当の「水色」だと言う。循環する水が育む豊かな生態系、そして人々の暮らしや文化、信仰にも深く溶け込んで入る水。そうした力を持つ水のさまざまな表情をとらえた極上の写真集。

内山りゅう[ウチヤマリュウ]
1962年東京生まれ。東海大学海洋学部水産学科卒業。淡水世界をフィールドとし、そこに生息する生き物とそれらを取り巻く環境の撮影をライフワークとする。1999年、和歌山に移住。写真集や図鑑、写真絵本などの創作活動を続けている。テレビ番組の制作・出演も多く、環境学習会、講演などの活動もしている。
主な著書に『大山椒魚』(ビブロス)『水のコレクション』(フレーベル館)『田んぼの生き物図鑑』(山と渓谷社)『新人諸君! 弱い雄の戦略に学べ!』(プレジデント社)

著者等紹介

内山りゅう[ウチヤマリュウ]
1962年東京生まれ。写真家。東海大学海洋学部水産学科卒業。1999年、美しい水環境を求めて和歌山県に移住。写真集や図鑑、写真絵本などの創作活動を続けている。自然や生き物に関するテレビ番組の制作・出演も多く、環境学習会や講演などを各地でおこなっている。平成22年度和歌山県文化奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よこたん

37
写真集。和歌山は、山と海と里の国だと思っていた。こんなに澄みわたり、豊かな淡水の地でもあったことを知る。天から降り、地から湧き出で、命を育む水の美しいこと。ああ、ここは…とわかる写真は嬉しく、こんな風景どこでどうやって撮影したのかと驚く景色もある。遠くから、水面ギリギリで、水中からと目まぐるしく変わる目線に若干酔いそうになる。水はその場所場所で、色を変える不思議さ。青い?緑?透明?光の色? きりりと冷えた水、ほんわり温んだ水、まるで手を浸けているかのように、温度まで伝わってきそうな数々の写真を堪能した。2017/11/26

1
和歌山県の水を美しく切り取った写真集。2019/05/28

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