• ポイントキャンペーン

アンコール・ワットへのみち―インドシナ半島1000年の彫像

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 207p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784907514167
  • NDC分類 712.235
  • Cコード C0071

内容説明

インドシナ半島は美の宝庫である。本書は6~13世紀、この地に花開いたヒンドゥー教、仏教の彫像を解説しており、世界水準を超える作品を収録した研究者、コレクター、旅行者必携の書である。美の化身のような扶南の女神像、仏伝を華麗に刻んだパガン朝の磚。三蔵法師『大唐西域記』に堕羅鉢底と記されたタイの仏像の数々が、いながらにして見る者を歴史の彼方へ誘ってくれる。

目次

1 アンコール彫像の濫觴―プレ・アンコール時代(プノン・ダ/アルコール・ボレイ様式;サンボール・プレイ・クック様式;プレイ・クメン様式;プラサート・アンデート様式;コンポン・プレア様式)
2 アンコール時代の彫像(基本形の確立―クレーン様式/プレア・コー様式;威厳の強まり―バケーン様式/コー・ケー様式;優美の追求―プレ・ループ様式/バンテアイ・スレイ様式;優美の発展、過去形式の集成―バプーオン様式/アンコール・ワット様式;新しい慈悲の造形;バイヨン様式)
3 アンコール彫像の周辺(ドヴァーラヴァティー、シュリーヴィジャヤ、パガンの石造彫像;青銅美術;陶磁器)

著者等紹介

後藤恒[ゴトウヒサシ]
1974年大分県大分市生まれ。九州大学大学院博士後期課程を単位取得退学し、2003年から福岡市美術館の古美術担当学芸員として勤務。彫刻、工芸を担当し、東南アジア美術を中心に様々な展示企画を行っている

島津法樹[シマズノリキ]
1944年兵庫県姫路市生まれ。大手楽器メーカーに勤務しつつ東南アジアの陶磁器に興味を持つ。東南アジアを始め各国を訪ね三十数年、窯跡調査や博物館における調査研究を行う。日本各地で講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。