アート&デザイン叢書
バウハウスー歴史と理念〈記念版〉

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907490164
  • Cコード C0070

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

minochan

3
バウハウスの理念は、「過度な合理主義」と「懐古主義への嫌悪」が絡み合っている。芸術を手工芸と結びつけることで、抽象的な芸術に具体性を与え、不安定な時代に安心感をもたらした。しかし、その合理主義が芸術の持つ曖昧さや感覚的な魅力を排除する危険もあった。 また、「懐古主義」への強い嫌悪は、新しい技術や材料への適応を目指す姿勢を示している。これには共感できる一方で、過去の価値を完全に否定することの危うさも感じる。バウハウスは、具体的な自由を追求する一方で、合理性が時に不自由を生むという皮肉な側面も持つ動きだった。2024/10/24

n_kurita

2
本当に設立から閉鎖までの歴史についてなので正直堅苦しく、教科書を読んでいるようで楽しいものではなかった。勉強にはなる。2023/01/30

なぎの庭

1
著書名の通り、バウハウスの歴史と理念が書かれている本です。詳しくは書きませんが、初心者にも分かりやすく説明されています。 著者である利光功さんは、あとがきで『あくまでも“一つの”バウハウス史と考えていただきたい』と名言なさっておりました。研究対象及びそれに関わったご本人たちへ、誠意を持って研究していらっしゃるのだなぁとわかる1冊でした。 研究内容そのもの、研究に対するその姿勢、どちらにも感銘を受けました。常に傍に置いておきたい1冊です。2020/08/28

しげ

1
ドラマチック2020/04/25

__ai__aiba

1
造形大での講義に基づく本を読んで、造形大、ならびに桑沢デザイン創始者桑沢洋子が影響を受けたバウハウスに興味を持ち読み始めた。独学でも本格的にデザインの勉強をしようと思ったので、普遍性のある理念とそれに基づく体系的な習得法を求めてた自分にとっては、理念より歴史に関する説明が多くて期待はずれだったかも。読み物としては、理念とそれが生まれた時代背景も理解しつつ読み進められるので、読み応えがある。写真が少ないのも残念。って、これ感想よりレビューだなっ2020/03/28

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