内容説明
海底トンネル、巨大換気塔、避難通路、橋梁…世界最大級の海洋構造物を支える技術と人を激写!
著者等紹介
山崎エリナ[ヤマサキエリナ]
写真家。兵庫県神戸市出身。パリを拠点に3年間の写真活動に専念する。40ヵ国以上を旅して撮影を続け、エッセイを執筆。帰国後、国内外で写真展を多数開催。海外での評価も高く、ポーランドの美術館にて作品収蔵。第72回アカデミー賞にて名誉賞を受賞した映画監督アンジェイ・ワイダ氏からもその作品を高く評価された。ダイオウイカで話題になった自然番組・NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(菊池寛賞受賞)では、スチールカメラマンとして同行し深海撮影。2018~2022年は「山崎エリナ写真展インフラメンテナンス」を福島、新潟、大阪、東京ビッグサイトなど全国各地で開催。橋梁、トンネル、道路のメンテナンス現場を撮影した写真集を発刊。これら一連の活動に対して、2019年にインフラメンテナンス大賞優秀賞(国土交通省)を、2023年にはインフラメンテナンス特別賞(JSCE)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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プル
16
写真家のトークイベントに参加して購入。めっちゃかわいい💕サインもいただきました。トークショーでは、編集担当者、この橋を管理補修している人、高速パトロール隊の方も参加して、木更津と川崎を結ぶ、東京湾アクアラインを通行止めした時の補修工事、お日様ある時に潮が引いた時、風速22m/sの落下物を拾う作業時の話など、アクアラインに絡む働く人々の話も聞けてよかった。これが、どんなショットなのか、どれだけそれが貴重な時間だったかが理解できて、写真を見る時に、それらを思い出しながら、何度もページをめくってしまった。2023/04/10
skr-shower
1
ブックカフェ。東京湾に道路?って感じでしたが、できてみればそれ自体が観光資源。働くおじさん写真集。鉄道も走れば良かったな、メンテのおじさんが増えちゃうけど。2023/07/24
後藤良平
1
写真集ですが、私には欠かせない一冊。まさに巨大インフラメインテナンスの現場。アクアラインの二次覆工コンクリートは、天端にRがついていないフラットな部分があるとは知らなかった。人工島とシールドトンネルの繋ぎ部分の構造が、伸縮ジョイントなのかちょっと変わっていて、興味あり。記憶ではセグメントと覆工コンクリートの間に防水シートを施工したはずだが、漏水箇所の写真が一枚もなく、シート施工の効果なのではないだろうか。路面下の避難通路、風の塔の内部、一度入ってみたい。いつものように人物ショットが良い!年間No.36購入2023/04/01