内容説明
塩梅は呼吸で決まる。うまみは素材の中にある。切り方ひとつで素材の味が変わる。調味料は5つでじゅうぶん。おいしさのタイミングは素材が教えてくれる。呼吸という優れたセンサーがそれを可能にする。年間1000以上のレシピをつくってきた著者による料理の秘訣。この一冊で毎日の料理が変わる。
目次
1章 素材の味が料理を変える
2章 料理は呼吸する
3章 味が引き立つ野菜の切り方、下ごしらえ
4章 常備の野菜でつくる展開料理10種
5章 料理のバリエーションを広げる
6章 「菜食肉食・食べ分け」のススメ
7章 呼吸料理を極める
著者等紹介
深澤大輝[フカサワタイキ]
料理研究家。大正時代からつづく製粉製麺所(静岡県富士宮市)を営む家庭に生まれる。大学ではヨーロッパの言語を中心に十数カ国語を学ぶ。言語と文化の関係から食文化へと興味を広げ、世界の伝統料理のエッセンスを探究。一方、自身の健康を崩したことから食事療法や気功を学ぶ。ビーガンレストラン湯島食堂などで年間1000以上のレシピを提案。2011年食と心の研究所Ygg Lab.(ユグラボ)設立。素材のいのちを活かす呼吸の料理を提案する傍ら、食を通して心身の総合的ケア、フードサイコロジーを提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yuko
6
<塩梅は呼吸で決まる。うまみは素材の中にある。切り方ひとつで素材の味が変わる。調味料は5つでじゅうぶん。おいしさのタイミングは素材が教えてくれる。呼吸という優れたセンサーがそれを可能にする。> いつも急いで料理することが多いので、呼吸を感じながら料理というコツを掴めるまでは何度も試してみることになりそう。でも息が深くなり体が緩んだ時に最大限の力が出せる仕組みは料理も同じということは納得できる。切り方、味付け、作り方も著者のセンスが光る。レシピより自分の感覚を信じて料理を楽しめるまで実験! 2019/09/14
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