内容説明
ウィリアム・バロウズ生誕１００年記念、史上最低最悪の対談集。実は晩年、親密な関係にあったウィリアム・バロウズとアンディ・ウォーホル。その密談の秘蔵テープと写真をお蔵出し。特別ゲスト／ミック・ジャガー。
目次
第１章 バロウズ／ウォーホル テープ
第２章 ウォーホル・ファクトリーでのウィリアム・バロウズ
第３章 バロウズとウォーホルとの夕食
第４章 バロウズ、ウォーホル、ジャガー
第５章 バロウズのバンカーのウォーホル
第６章 一九八〇年三月から十月
第７章 チェルシー・ホテルのバロウズとウォーホル
第８章 バロウズ／ウォーホル 後日談
第９章 ウィリアム・バロウズとアンディ・ウォーホル 比較の伝記
第１０章 バロウズ／ウォーホル・タペストリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sleipnirie
3
雑談。ほんとに気軽なおしゃべり。有名人とか作品について話したり、好みの少年やチンコについて盛り上がる時がある。あと、著者がこの雑談をセッティングするまでの様子が書かれてある。 訳者のあとがきに、前に出たバロウズの対談集の落ち穂拾いみたいなもので、色んな事情を知ってる人が読むと面白いとか。2016/01/18
フロム
3
確かに面白くない。対談前半は割りと読めるのだが、ミック・ジャガーの対談辺りからテンションが急激に落ち込み、氷河期に突入。インタビュアーとバロウズのミック・ジャガーに相手にされて無い感が凄い。ただ、ウォーホールとバロウズの最先端時代の最先端にいる、又はその矜持と言うか痩せ我慢か本当に凄い物がある。今の時代に失われた、或いは失われつつある感覚なので。その点だけは正直、超かっこいい。それにしても訳者はなんでこんな本訳したんだろう？そこが本著における最大の謎。悪いけどこれそんな良い本じゃないよ。2014/12/25
takao
1
アメリカ作家のバロウズとウォーホルの掛け合い漫才2017/12/17
hiratax
1
既存の刊行文献から漏れた対談の「落穂拾い」しかし、バロウズ&ウォーホールゆえに価値がある。「ビートルズ・アンソロジー」みたいだ。著者が自称をのぞきアメリカのサブカルシーンで無名と記す山形浩生解説のフェアさも良い。「全米が泣いた」の反語。2014/10/17
rinrin
0
【BOOK(2014)-190】!!!2014/09/12
