出版社内容情報
「おのずから」と「みずから」という斬新な視点から、日本語の哲学の可能性を探り、「日本人の心のありか」を語る、画期的論考。
内容説明
斬新な視点から、やまと言葉の考察を通し、日本語の哲学の可能性を探り、「日本人の心のありか」を指し示す、刮目の書。
目次
第1部 日本人とやまと言葉(やまと言葉で考えるということ;「おのずから」と「みずから」;「おのずから」と「みずから」の重なり ほか)
第2部 やまと言葉で哲学する(ありがたい;めでたい(いわう・しあわせ)
あう(ちぎり) ほか)
第3部 無常ということ―やまと言葉の感受性を手がかりに考える(「あらためて」ということ;「遠い遠い祖先からの遺伝的記憶」としての「天然の無常」;「文明が進むほど天然の暴威がその劇烈の度を増す」 ほか)
著者等紹介
竹内整一[タケウチセイイチ]
1946年、長野県に生まれる。東京大学文学部倫理学科卒業。専修大学、東京大学教授などをへて、現在、鎌倉女子大学教授。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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