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内容説明
世界を旅して感じた想いを、日本で自分の仕事に活かしたい。遠くに何かを求めるのではなく、近くにあるものを再発見する生き方。そして浮かんだゲストハウスを開くアイデア。出会いが出会いを呼び、鎌倉で新しい旅が始まった。海と山に囲まれた街で、ゆったりとした時を過ごして大切なものを思い出そう。そんな願いを込めて「亀時間」はのんびりと歩き出した。地元で自分の仕事をつくるには?旅人が、鎌倉で見つけた、新しい生き方。
目次
第1章 旅から仕事を見つけたい
第2章 ゲストハウス「亀時間」ができるまで
第3章 亀時間で自然体な暮らしを取り戻そう
第4章 ぶらりと立ち寄り。亀時間なひとときを味わえる鎌倉の店
著者等紹介
櫻井雅之[サクライマサユキ]
ネパールでのボランティア教師、レコード会社勤務を経て、2000年に世界一周を目指して旅に出る。南アフリカ・ケープタウンで菜食カフェの共同経営に参加。その後、ジンバブエで8カ月のムビラ修行し、ルケン・パシパミレ氏、ガリカイ家を中心に交流、伝統奏法を習う。帰国後、貿易会社に勤務しながら音楽活動を開始。2009年「トランジション葉山」に加入、持続可能な社会づくりを考えながら、同年末鎌倉でゲストハウスを運営する構想を思いつく(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gotomegu
12
1ダース文庫より。鎌倉にあるゲストハウス「亀時間」をつくるきっかけから作る、オープンのあと。古民家を借りるとか、オープンの直前に東日本大震災があったりと、いろんな事件が起きるけれど、すべてそれが肥やしになってる。起きることは必然なのだなぁなんて思う。インド時間など、おもしろそうなイベントが催されている。近所のひとも泊まりにくるくらいの宿。きっといい空気が流れているんだろうな。2021/03/26
チョビ
1
材木座は割と遊びに行くことが多く、場所も「え、あんなところにあったっけ?」というような高級住宅地、商店街は田舎の風景といった不思議な場所。そこの風景にぴったりなお宿のオーナーだな、と思いました。まあ、えーっと、地球レベルで何かしなきゃ的な方、バックパッカーを一回でもやったことのある方、ヨーロッパよりアジアが好きな方、にジャストミートなお宿が鎌倉で味わえるのでは?しかし、この手の話はつくづく「人」だな、と思う。2014/04/26
sazen
0
★写真は、鎌倉の行事ではなく、お店に関する部分をカラーにするべき。内装やリサイクルした備品などの活用に関するページは、文章と同じページに写真を載せてほしかった。洗面台のところとか、前ページを見ながら読むって面倒臭い。鎌倉全土について書かれているように感じるが、鎌倉出身の私に言わせれば、ここに表現されているのはごく一部のエリアに限ったこと。宿事態は、魅力的に見えるので行ってみたいな。あのポイントウエザーの店主がお勧めしているならよけいに。2016/06/21