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SPACE SHOWER BOOKs
松尾潔のメロウな日々

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907435035
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

EXILE、平井堅、CHEMISTRY、久保田利伸、JUJU、鈴木雅之らを手掛けたプロデューサー、松尾“KC”潔。そんな彼の初・音楽書は、R&B愛に任せて疾走した熱き日々‐1990s‐を振り返り、本場アメリカ産ブラック・ミュージックの真髄について説くもの。真摯な音楽論にして貴重な90年代現場証言集、最高にして最強のR&B書。

目次

第1部 メロウな日々―Timeless Journey(旅立つまえに;ルーサー!ルーサー!ルーサー!Luthr Vandross“Never Too Much”;痛みという武器Mary J.Blige“Real Love” ほか)
第2部 忘れじの日々―Back in the Days(1990 ガイ『The Future』;1991 O.S.T.『New Jack City』/ジェラルド・リヴァート『Private Line』;1992 メアリー・J・ブライジ『What’s The 411?』 ほか)
第3部 ベイビーフェイスを追いかけて―Searching for Babyface(ベイビーフェイスに喝!Word To the Face!(bmr誌掲載記事)
『The Day』1996(ライナーノーツ)
ベイビーフェイスに負けたLost To The Face…(bmr誌掲載記事) ほか)

著者等紹介

松尾潔[マツオキヨシ]
Kiyoshi“KC”Matsuo。1968年1月4日生まれ。福岡県出身。音楽プロデューサー/作詞家/作曲家。Never To Much Productions代表。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲・プロデュース)で第50回日本レコード大賞を受賞。2013年、イギリス発の世界的人気オーディション番組『Xファクター』の日本版『X Factor Okinawa Japan』の審査員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

半きち

6
傑出したブラック・ミュージックのライターであった著者が、なぜ日本のシーンの現状を憂え、そしてそれを変えるべくプロデュース業を始めるに至ったのか?その前夜、精力的に取材活動を行っていた'90年代米R&Bシーンを回顧しつつ、行間からその真相に迫っていくような本。超大物アーチストの名がふんだんに出てくるものの、相手と真摯かつ対等な立場で接するスタンスゆえ、嫌味を全く感じさせない。そんなところにも著者の知性と人柄を察することができた。2014/07/31

Ichishi Iida

4
すばらしい本だった。JBとクインシー・ジョーンズに対して行ったインタビューが氏の人生に影響を与えたことが書かれている。そのやりとりを読んだだけのこっちにもクるものがある。とくにクインシーの発言は。松尾氏が多くの先達の口から学んだ、歌詞で描くべきは事実よりも詩情であり、楽曲で追求すべきは最新ではなく最良を、という信念にも感嘆した。しかしなにより松尾さんでさえシーンに苛立ちをおぼえ、くすぶり、転機をさがしているときはあったのだという当たり前のことに勇気づけられ、それを実直に吐露できる佇まいに感動する2014/07/06

arnie ozawa

3
自分自身一番R&Bに興味があった時期と著者の評論家としての活動時期が重なっているので懐かしさもコミでかなり楽しめた。松尾氏のちょっと青臭くもまっすぐな姿勢が伝わってきて好感が持てる。2015/10/03

Masami Yamashita

3
同じ福岡県出身のBlack Music好きKC松尾さんの「bmr」連載記事のまとめ本。当時R&Bが頂にある頃の、思い入れたっぷりの内容で、名前や曲名もたくさんでてくるので、ある程度R&B好きな人でも、ちょっと読みづらいかも。その点たぶんリアルタイムでないはずのJBへのインタビューの項が一番おもしろい。JBの言葉「ファンキーとは幸せであるということを別の表現で置き換えたもの。」「成功とはつまり、分かち合うということ。」さすがFunky President!!2014/07/30

Hirofumi Saisu

2
今ではすっかり人気音楽プロデューサーだけど、この人の書く文章が好きなので、こうしてまとめて読めるのは嬉しい。最近の連載から90年代の名アルバム解説まで、集大成という感じで読み応えがあった。表紙(ルックス)も経歴も文章もかっこよすぎてちょっと憎いけど、それだけのものを持ってる人だってこともよくわかる。羨んでも仕方ない(笑)。それに根本には音楽やアーティストに対する愛情があふれているんだなってことも伝わってきた。同い年なのにこの違い。自分は自分のフィールドで頑張ろうって、励まされもした。2014/07/26

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