内容説明
建築家にして速描スケッチの第一人者、山田雅夫氏による京都建築散歩。京都、建築を愛でる三十六景。全体的な造形美もさることながら、細部のすごさは、簡単な細部スケッチをするだけでも、発見につながります。
目次
清水寺
銀閣(慈照寺)
東福寺
知恩院
南禅寺
八坂神社
詩仙堂
三十三間堂(蓮華王院)
金閣(鹿苑寺)
大徳寺(大仙院)
仁和寺
鞍馬寺
上賀茂神社
下鴨神社
北野天満宮
桂離宮
天龍寺
二条城
西本願寺
平等院鳳凰堂〔ほか〕
著者等紹介
山田雅夫[ヤマダマサオ]
都市設計家・建築家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
7
著者は丹下健三の弟子の建築家山田雅夫。自ら描いたスケッチとともに京都を代表する建築物36事例を紹介する。建物の主力は平安時代から江戸時代を中心に古代と明治維新以降のものも含まれる。最古のものは下鴨神社で崇神天皇の時代で創建は不詳とされる。時代が特定されるものの最古は上賀茂神社667年。770年の鞍馬寺と778年の清水寺と続くが、数百年に亘る改修技術にも驚く。建築家だけに正確なスケッチとともに各部の名称も丁寧に説明される。36例目が京都駅で、その斬新なデザインはいまもインバウンド客を驚かせている。2024/09/21




