内容説明
バッキー死球による王貞治負傷で殴り合い!ビュフォードが金田監督を首投げ。あの東尾死球で、デービス大暴れ。クロマティー、中日・宮下投手に暴行!清原、平沼投手にバット投げつけヒップアタック。真剣勝負が引き起こした、男たちの熱いぶつかり合い。「クロマティーに殴られた男」宮下昌己氏と著者との対談掲載。
目次
第1章 昭和の「乱闘」、キレ方が半端じゃない!!(著者が遭遇した「乱闘」現場;おなじみの「乱闘の顔」列伝;珍しい放棄試合は「乱闘」がらみ;観客主役型「乱闘」の数々;「巨人軍の紳士たち」が起こした「乱闘」;審判主演の「乱闘」もゴロゴロと)
第2章 平成になっても「乱闘」は絶えず
第3章 21世紀に入り、乱闘も一変!!
著者等紹介
佐野正幸[サノマサユキ]
ノンフィクション作家。1952年、北海道生まれ。札幌光星高‐神奈川大。近鉄百貨店を98年退社。以降は作家活動を中心に、講演、テレビ・ラジオコメンテーター、司会者としても活動。2016年3月死去。享年63歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fwhd8325
17
思えば、最近は乱闘シーンがなくなったようです。血の気の多い選手監督がいなくなったのか、球界の指導なのかわからないけれど。暴力を手段にという意味ではないけれど、スポーツの世界では一触即発的な場面は必要かもしれない。この時期、そんな緊張感は、言葉の乱闘ですが、国会で繰り広げられているようにも感じます。2017/03/04
YOS1968
2
本当に著者がなくなったことは残念に思う。スポーツ選手でもなく、新聞記者でもなく、一人のファン、プロ野球大好き人間の著述した本というのは希少だと思う。きっと敬愛していた西本幸雄さんと天国で笑顔で語り合っていると思いたい。奥様のあとがきが泣けた。2017/03/26
pyongkichi1212
1
乱闘60件を一挙紹介。同じくプロ野球、特にパ・リーグを愛する物として、何も考えず楽しく読めた。昭和のプロ野球は熱かった!2017/05/08
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