内容説明
過ぎ去らない「百年」、東京という街の記憶を描きだす!
目次
はじめに 過ぎ去らない「百年」
1 朝鮮人虐殺の「百年」(朝鮮人虐殺と「杉並」の百年;追悼するということ)
2 「九月」を生きた人びと(パルチザンの幻影 1921;“JAPANESE ONLY”と姜大興さんの墓 1923;義烈団・金祉燮が差し出した手 1924 ほか)
3 「嫌韓」と虐殺否定論に抗して(「嫌韓」の歴史的起源を探る;ラムザイヤー教授の「朝鮮人虐殺」論文を読む)
おわりに 「私たち」の百年を記憶する
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
39
これまでも、そして今も、日本の歴史を都合のいいように解釈しようとする(歪めようとする)学者や政治家が信じられないほどたくさんいる。それを、史料を丁寧に探し出して理路整然と解き明かす筆者は、一体どんな人なのだろうと思った。映画「福田村事件」を見て、朝鮮人に対する悪意や憎悪がどこから来たのか不思議だった。流言飛語の恐ろしさも痛感した。歴史教科書では決してわからない。筆者の加藤直樹さんの忸怩たる思いが伝わってくる良書だと思う。関東大震災という天災が、もし起きていなかったら、どうだったのか・・・。2025/12/23
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