内容説明
辺野古で着々を進められる新基地建設。世紀の愚行において“会社”はただの請け負い業者なのか?それとも、現代の死の商人か!?日本各地の基地をめぐり、辺野古の海上や、東京の路上から見えてきた“会社”の正体。
目次
プロローグ 辺野古の「海上」から
第1章 沖縄・辺野古の海上基地建設(辺野古基地建設の経緯;辺野古基地建設工事の進捗と抗議;“会社”と基地建設)
第2章 「富国強兵」と基地建設(鉄砲屋・大倉喜八郎と基地建設;呉鎮守府建設と下請けの水野組;所沢陸軍飛行場)
第3章 世界大戦下の基地建設(浜松市と日本楽器が誘致した浜松基地;陸軍軍建協力会・海軍施設協力会の設立と海外進出;松代大本営建設と西松組・鹿島組;太平洋戦争末期に建設された小松基地)
第4章 敗戦後、日米関係下での基地建設(沖縄―米軍統治下での基地建設;岩国―沖合移転という名のアジア最大の米軍基地建設;琉球弧の軍事要塞化―馬毛島・奄美・宮古・石垣・与那国の自衛隊基地)
エピローグ 東京の「路上」で
著者等紹介
加藤宣子[カトウノリコ]
1969年まれ。慶応義塾大学卒(社会学専攻)。大学在学中にNGOピースボートに関わったのを契機に市民活動に参加。以後、環境NGO A SEED JAPAN事務局長、(財)水俣病センター相思社職員。2001年から辺野古の運動に関わり始め、ジュゴン保護キャンペーンセンター、辺野古への基地建設を許さない実行委員会、沖縄意見広告運動で活動。2014年からStop!辺野古埋め立てキャンペーン発起人、共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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