本屋がアジアをつなぐ―自由を支える者たち

個数:

本屋がアジアをつなぐ―自由を支える者たち

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ A5変判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907239411
  • Cコード C0095

内容説明

本屋という商売は、なぜ無くならないのだろうか?本屋をはじめる人は、なぜいまも出てくるのだろうか?『「本屋」は死なない』が東アジア各国で翻訳刊行されている出版ジャーナリストの石橋毅史が、国境をひとつ超えて出会った「本屋」たちの物語り。

目次

身の丈の本屋にできること―東京・チェッコリ
午前零時の熱気―台北・誠品書店
「1冊は買って」メッセージボードの意味―槐山・森の中の小さな本屋
「党外人士」を知る―台湾・台北
ヘイトも呑みこむ闘技場―大阪・ジュンク堂書店難波店
「独立」ってなんだろう?―新北・小小書房
僕たちの日韓交流
100年前の本屋に出逢う―上海/東京・内山書店(1)
全身で中国に学ぶ―上海/東京・内山書店(2)
笑顔の博愛主義者―上海/東京・内山書店(3)
100年の先へ―上海/東京・内山書店(4)
スーザンに教わる東アジア―東京・神保町古書店街
「AGG」の本場で―東京・アニメイト池袋本店
「ことば」から入る沖縄―那覇市場の古本屋ウララ
隣国に届いた曖昧な言葉―東京岩波ブックセンター
POP一枚の力―東京くまざわ書店南千住店
未来を描く前に―名古屋・シマウマ書房
「5・18」の思想的指導者―韓国・「民主化」と本屋(1)
1997・4・15―韓国・「民主化」と本屋(2)
受け継がれるもの―韓国・「民主化」と本屋(3)
揺れる香港を歩く―銅鑼湾書店・林螢基の闘い(1)
自由を求めて逃走中―銅鑼湾書店・林螢基の闘い(2)

著者等紹介

石橋毅史[イシバシタケフミ]
1970年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。出版社勤務を経て、出版業界専門紙「新文化」の記者、編集長を務める。2010年フリーランスとなる。著書に『「本屋」は死なない』(新潮社)など。同書の中国繁体字版『書店不死。』は、台湾・誠品書店が選ぶ閲読職人大賞(2013年)を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

21
【知恵の街から始まる旅📚】「本とお客を裏切ってはいけない。これだけはずっと思っていた」(P.149)多様な本を読み、語り合える環境。それは決して当たり前ではない。厳しい状況でも、自由を守る意志と工夫が、国境を越えていく▼読んでいて、自由の前に文化はないと思った。つまり、文化を守れと叫ぶ前に、自分自身が自由でありたい。でも、"自由な文化"の恩恵を受けている人ほど、それに気付かないまま、同時に滅びへの鍵も握っているのかな…。まずは楽しむことが、一番の抵抗になるかもしれないけれど。2021/10/05

まさ

18
アジアの国々の"本屋"さんのかたちは、まさに人と人とをつないでいる。書籍を売るという以外の部分も大切にしている場があることが、なんとも嬉しくなる。大きな書店も工夫している。小さな本屋もその良さを出している。その場の空気がいいのだなぁ。2024/07/10

S.Mori

18
著者の石橋さんがアジア各地の本屋を回って、そこで働いている人達を紹介していく本です。非常に面白くて、読み出したらやめられなくなりました。政府を批判した本は弾圧される現実。それを売る本屋も弾圧の対象になります。それでも本を売り続けようとする人たちの取り組みは尊敬せずにはいられません。本は今の現実とは異なる世界があることを教えてくれるものです。この本で取り上げられている人達はその魅力を深く理解しているのだと思います。民主化で揺れる香港の銅鑼湾書店の店主の話には有無を言わせない迫力を感じます。→2019/12/03

バニラ風味

17
本屋とは、こだわりを持って本を売ることを生業としている人のこと。香港では、中国批判の本を扱って、大変な目にあった本屋がいます。自由に選び、読むことのできる日本って平和だな、と思わざるを得ません。世の中には「規制」という言葉が沢山あるけれど、よくよく考えなければならない、という気がしましました。2019/11/08

DEE

16
町の本屋が減っているという話をちょくちょく聞く。でも本屋をやりたいという人はいつも一定数いて、その中には個性を打ち出し人気店となる店もある。 日本ではその程度の話だけど、韓国や香港などでは検閲などもあってキナ臭さは今でも残っているようだ。民主化を抑え込もうとするとき必ず検閲が行われるけど、それだけ書物が持つ力が大きいということ。そして常にそれを求める人がいるということだろう。2019/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14221618
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品