1945←2015―若者から若者への手紙

個数:
  • ポイントキャンペーン

1945←2015―若者から若者への手紙

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907239152
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

内容説明

「1945年に同世代だった戦争体験者へ手紙を書いてみませんか?」そんな呼びかけに応じた15人の若者たちが戦争体験者の証言を読み、そして手紙を書く―70年前の体験を同世代の物語として読み直す、「戦後100年」を迎えるための第一歩。

目次

東京大空襲で被災・清岡美知子―自分だけ助かって、どうして父と姉を助けられなかったのか。長い間の心の傷です
清岡美知子さんへの手紙―アイザワ祥子
戦場、シベリア、戦犯管理所での十六年・金子安次―結婚して子どもができてからだよ。自分がやったことを、心から悔いたのは
金子安次さんへの手紙―関口純平
ずいせん学徒看護隊に従軍・宮城巳知子―日本人は沖縄を差別したってことが、ずっと頭のなかにあるさ
宮城巳知子さんへの手紙―南茂芽育
原爆できょうだいをすべて失った・池田早苗―平和を守れるのは、生きていてこそなんですよ
池田早苗さんへの手紙―市村平
満蒙開拓団の後、中国内戦を生き抜く・山谷伸子―生き別れたあの子に会えたならば、「申し訳なかった」と言いたかった〔ほか〕

著者等紹介

落合由利子[オチアイユリコ]
写真家。日本大学芸術学部写真学科卒。卒業制作「WINDOW’S WHISPER」で芸術学部賞受賞

北川直実[キタガワナオミ]
エディター。日本航空機内誌「ウインズ」編集部チーフエディターを経てフリーランス編集者に。主に単行本の企画・編集に携わる。「スプリングボード」(青年海外協力協会発行)元編集長・編集委員

室田元美[ムロタモトミ]
ライター。フリーランスとして女性誌ライターやFMラジオの構成作家、現在は戦争や東アジアの近現代史について取材活動や執筆を続けている。日本国内に残されたアジア・太平洋戦争の足跡をたどる『ルポ 悼みの列島』(社会評論社)で2010年「第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mao

9
若者に伝えたいことは「騙されるな」「逃げろ」… 戦争の現場を知る人の本音だと思う。2015/09/02

Akirajimusyo

8
30代後半の自分ももちろん戦争を知らない世代だし、自分の親も戦後の団塊の世代。この本の若者ももちろんそうだし、自分の子供もそう。でも、この戦争のことを学校で習うとき、使われてる言葉や言い方、捉え方がそれぞれ違うんだと思うと、そのことがなにより怖いことだと思います。2015/10/26

なかちゅう

7
あやまちを繰り返さないためには、知るべきことは知らなければならない、と思った。そのうえで、前向きに明るく、笑顔で進んでいく事が出来ればいいけれど、そのためには、自分という器をどれだけ深く大きくしなければならないのかとため息が出る。それでも私たちは、1945年当時を生き抜いた人々の証言を糧にしつつ、これから先の混沌とした世界を生き抜いていかなければならない。2016/07/13

まりこ

3
1945年に10代、20代の若者だった人たちの証言に、2015年の若者が手紙を書く。東京大空襲、シベリア抑留、被爆、飢えとマラリアのニューギニア、七三一部隊の少年隊員、沖縄戦、学徒看護隊など、15人のアジア・太平洋戦争の生々しい証言。お年を召された穏やかなお顔と語られる凄惨な体験が結びつかない。戦争体験を語るのがどれだけ苦しいことか、また、その証言に手紙を書くことがどんなに難しかったか。巻末にブックリストと平和博物館・美術館&アーカイブあり。知ることが力になると信じたい。2015/11/20

Pontmercy

2
封印されてきた戦争体験談が扱われるようになってきて、非常に貴重で大切でありがたい。若者の反応が平和ボケではなく麻痺しているというか、精神性など何かが失われている気がしてちょっとショックだった。自論だが、見えない世界では今でも争いが山積みで、見える世界が豊かになっても、ひがみ妬み嫉み、世界中の見えない心の醜い争いは無くなっていないし、より残虐な行為も多々ある。若者には、過去の戦争で犠牲になりながらも日本を守ってくれた人々へ感謝の念をもち、内面の人々の世界の平和をも守り作っていく人へ育ってもらいたい。2016/09/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9795108
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。