内容説明
他民族を嘲笑したり、排外主義を煽る「ヘイト本」は、すでにオワコン(終わったコンテンツ)となっている。しかし、それらがどのようにして量産されたかを明らかにせずに、「再燃」を防ぐことはできない。出版業界に生きるジャーナリストたちが、自ら立ち上がり、そのカラクリを暴く。
目次
第1章 嫌韓誘導記事を量産した編プロ社員が語る「責任」―「読者ではなく、版元の担当者に納得してもらうものを作る」
第2章 「ガロ」から「大嫌韓時代」へ―「採算度外視。社長の趣味」でヘイト化した青林堂
第3章 花田編集長は「ヘイト本というほうがヘイト!」と逆ギレした―『WiLL』vs.『NOヘイト!』誌上中継
第4章 検証・『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった』―手品のように歴史をねじまげる『カラクリ』を明らかにする
第5章 「ヘイト本」半頭狗肉度ランキング―読みたい人も、読みたくない人も必見
第6章 「山中よ、デマを流して憎悪煽動するものと闘え。参戦せよ」―『マンガ大嫌韓流』発行人との対話
著者等紹介
大泉実成[オオイズミミツナリ]
1961年東京都生まれ。デビュー作『説得』が講談社ノンフィクション賞を受賞
加藤直樹[カトウナオキ]
1967年東京都生まれ。出版社勤務を経てフリーランスに
木村元彦[キムラユキヒコ]
1962年愛知県生まれ。疾走プロダクションなどを経て、フリージャーナリストに。旧ユーゴの民族紛争を中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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