CG BOOK<br> 私のトリノ物語―人がクルマと生きる街で

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CG BOOK
私のトリノ物語―人がクルマと生きる街で

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907234164
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0076

内容説明

ピニンファリーナにアニエッリ、ジアコーザ、マルキオンネ、モデラー、塗装屋、そしてフィアット・チンクエチェント。トリノに生き、トリノで働き、トリノを走るクルマや自動車人たちが活き活きと描かれた、14の色鮮やかな物語。松本葉の筆がいざなう、自動車を軸に回る街へ、ようこそ。

目次

自動車を中心に回る街
駐屯地から工業都市へ
カフェ・ブレッロ
フィアット・チンクエチェント
ダンテ・ジアコーザ
ジャンニ・アニエッリ
セルジオ・マルキオンネ
カロッツェリア
自動車デザイナー
ピニンファリーナ〔ほか〕

著者等紹介

松本葉[マツモトヨウ]
神奈川県鎌倉市生まれ。1984年自動車雑誌『NAVI』(二玄社)の創刊から編集者として携わるかたわら、『カーグラフィックTV』のキャスターも務める。1990年渡伊。2000年より南仏在住。自動車雑誌を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

20
▼「イタリア」、「クルマ」のエッセイが無性に読みたくなり2年数ヶ月ぶりに再読。▼バブル期の自動車雑誌「NAVI」はとても知的で、お洒落だった。著者はそのスタッフだったので、あの頃の懐かしい空気を今に伝えてくれるような作品だ。そのような印象を抱きつつ読んだ。▼イタリア人の明るさ、芸術への近しさ…その辺のことが非常によく伝わってきた。イタリアで暮らす著者と触れ合う登場人物の知性は皆高く、人々のその明るい印象に好感を抱く。イタリア全体の印象まで良くなるようだ。▼著者のフランス生活を描いた本の出版をも期待したい。2022/03/16

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

9
自動車雑誌のNAVIで馴染みの深かった松本葉さんの作品。自動車の話題をハブにしながら、イタリアの人、性格、事前、家庭、食…こういうところにまで話題が広がるエッセイ集。紹介される人物は超一流の人々が多い。そんな人と出会えてきたのは著者の人柄によるものだろう。自分はイタリアを旅したことがあるので、かの地の景色、人の表情、喋り方などを思い出しながらスルスルと読めた。イタリアに行きたくなる一冊だ。2019/12/17

相馬

4
カー雑誌<NAVI(二玄社)>にいて、イタリアに渡った松本葉さん。彼女の「愛しのティーナ」は素敵で好きな本だった。その彼女の新刊。フィアットのお膝元であり、自動車を中心に回る街トリノとそこに住むジウジアーロやカロッツェリアなどの自動車に関わる人たちを描いたもの。「人がクルマと生きる街で」という副題そのもの。そして、何よりそこでの松本さんたちの暮らし、日常が素敵な文章で綴られている。車関係者の話もいいけど、この普通のエッセイがいい。もっと読みたいと思う。2017/12/14

k_m_d_ds

2
カタカナの名前は、覚えるの苦手。たくさん名前が出てくるけど、知らない名前の人は、しばらく後に再登場しても、思い出せず。それでもピニンファリーナやジウジアーロぐらいは知ってる。2018/02/04

Yuzi Kage

1
図書館で2回目借りて再読。北イタリアの文化、知ってるようで知らない未知の西ヨーロッパの文化が書かれてます。 最後の「塗装屋サーロ」が好きなのですが、指触だけで塗装の状態が解る、というサーロの話は自分も自動車塗装をかじってる身としては納得いかない部分もあります。現在の研磨素材は指触のレベルを遥かに超えた研磨性があるからです。2020/12/04

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