日本の現代舞踊のパイオニア―創造の自由がもたらした革新性を照射する

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  • サイズ B5判/ページ数 122p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784907223076
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C1073

内容説明

日本における現代舞踊の成立過程を、10人のパイオニアのキャリアを通してひもとく1冊。先人たちは、洋舞とどう出会い、オリジナリティあふれる作品を生み出してきたのか、そして、今日に錦々と続くコンテンポラリーダンスにどんな影響を与えているのか。洋舞前史とともに、略年譜、貴重な写真・図表も収載、人生を賭して日本の洋舞界を牽引してきた10人の足跡を検証した貴重な書。

目次

序章 西洋文化の流入と舞踊
第1章 石井漠―肉体とリズムの統合による純粋舞踊の探求
第2章 小森敏―静けさを愛する心を糧に
第3章 伊藤道郎―アメリカで道を拓いた国際派
第4章 高田雅夫・高田せい子―夫から妻へ繋いで拓いた叙情の世界
第5章 江口隆哉・宮操子高らかに舞踊創作の灯をかかげて
第6章 執行正俊―芸術の美と愛の中を彷徨うバガブンド
第7章 檜健次―生命への洞察を根底とした魂の舞踊家
第8章 石井みどり―舞踊芸術の感動をすべての人々の胸に
第9章 同時代のふたりの舞踊家

著者等紹介

片岡康子[カタオカヤスコ]
東京教育大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学教授を経て、現在同大名誉教授。専門は舞踊芸術学・舞踊教育学。舞踊家・舞踊指導者としても活動し、DANCEHOUSE主宰。舞踊学会副会長、(社団・現在は公社)日本女子体育連盟理事長などを歴任。早稲田大学文学研究科客員教授(1997‐2010)。松山バレエ団顕彰「教育賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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