内容説明
停年による退職を半年後にひかえた矢沢章太郎は、第二の人生における身のふり方を考えるが、その行くべき道がわからない。そこへ会社の派閥問題をはじめ、娘の恋愛問題や、部下の不倫騒動が浮上して…サラリーマン小説の第一人者が人生の大事件「停年」をときにユーモアたっぷり、ときに残酷に描き出した傑作。
著者等紹介
源氏鶏太[ゲンジケイタ]
1912年、富山県生まれ。本名、田中富雄。富山商業学校卒。第二次大戦後、サラリーマン小説を数多く執筆した。1951年、『英語屋さん』で第25回直木賞受賞。1985年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 文化の中の人間