内容説明
太陽王ルイ14世が創立した世界最古のバレエ学校パリ・オペラ座バレエ学校が誕生して2013年でちょうど300年。フランスからロシア、デンマーク、イタリア、イギリス…そして日本へと、世界各地に広がった11のバレエ学校の歴史を紹介。バレエ団や振付家の活動を網羅した年譜も充実。
目次
パリ・オペラ座バレエ学校
ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー
ボリショイ・バレエ・アカデミー
デンマーク・ロイヤル・バレエ・スクール
ミラノ・スカラ座バレエ学校
英国ロイヤル・バレエ・スクール
スクール・オブ・アメリカン・バレエ
カナダ・ナショナル・バレエ・スクール
ジョン・クランコ・バレエ・スクール
ハンブルク・バレエ・スクール
新国立劇場バレエ研修所
著者等紹介
渡辺真弓[ワタナベマユミ]
舞踊ジャーナリスト、評論家。お茶の水女子大学および同大学院で舞踊学を専攻。オン★ステージ新聞社編集部勤務を経て、1991年~2006年パリ在住。帰国後は、母校の舞踊教育学コース等のアカデミック・アシスタントを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shushu
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世界各地の代表的なバレエ学校を取り上げ、バレエ学校の普及と発展をまとめたもの。取り上げられているのは、パリオペラ座、ワガノワ、モスクワ、デンマークロイヤル、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル、SAB、カナダナショナル、ジョンクランコ、ハンブルグ、そして(学校ではないが)日本の新国研修所。これを読むと現在のような一般教育とバレエ教育を並行して長期的に行うことはそれほど長い歴史を持つものでないことがわかる。日本も是非一校正式な養成学校を持ってほしいものだが、色々な意味で難しいだろう。2014/04/30